NCCマシナリー 大河原勇が中古機械を買取ります。

~湘南で働く社長のブログ大河原勇の日記~ 続編
2020年協働ロボット導入支援事業開始しました 

そこは手を抜いちゃ駄目でしょう~

2009年03月29日 13時43分55秒 | 趣味のモデラ~?!





nccc
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今回のお客様は、特急の金型モデリング依頼です。

急ぎの仕事だったので、外部の設計事務所へ仕事を依頼された様です。
早々上がって来たモデルで加工パスを出そうと思ったら 面が汚くて
使い物にならない。。お助け下さい との事でした。


早々モデルを調べましたら、案の定 パーティング面(PL面)の割り方が
雑でした。 単純な面構成のみでブーリアン処理したらしく、端々の
繋ぎの部分処理がいい加減です。

トレランスを思いっきり甘くしたのでしょう、ソリッドモデルとしては、
ギリギリ成立するレベルでした。

しかし、CAMを意識した場合こんなモデルじゃ使い物になりません。
<CAMで使用するモデルは最低でもトレランス0.01mm以下を推奨します>

今更、モデリングした業者へ作業の差戻しを指示しても 加工を知らない
設計者に何を言っても理解される事はないでしょう。

CAD/CAMをトータルでサポートする当社なら大丈夫です。

先ずは、曲面のエラーチェックを行い 不具合をピックアップ。
局部的にトリム解除しトレランス値を高精度に設定して再トリムを行います。
<今回は トレランス0.001mmに設定しました。>



こう書くと簡単そうですが、1つの不具合箇所に対して隣接する面も処理
しますので、最低でも4面を処理します。今回は不具合箇所が数十箇所
有りました・・・(汗

最後に出来上がった曲面群を縫い合わせてソリッド化します。
無事完成です。(全体のモデル画が出せないのが残念ですね。)


NCCC はお客様がモデリングしたデータの再構築(精度向上)や、
途中までモデリングしたけど、ここだけ出来ない。などの
"部分処理"のご依頼でも 喜んでお受けいたしますよ。


  お問合せは  mail: info-nccc@n-ccc.com


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