馬とお昼寝

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雨の日のお散歩

2007年12月24日 00時17分32秒 | 日記
昨日のお昼前から今日の朝まで雨でした。

私の愛犬のルビーは住宅事情のため今年の8月まで私の実家に4年近く預かってもらっていました。
うちに戻ってからと言うもの、一日にするウンチの回数は4、5回、おしっこにいたっては12回ぐらい(家の中でするものだけで)と言うびっくりするような有様でした。
しかもそのほとんどがトイレに入りきらずにはみ出したり、最悪まったく違う場所でやったり・・・

はみ出した時は一応曲がりなりにもトイレでしようと言うのがわかるのでしかりませんでしたが、まったく違う場所でした時は死ぬほど怒りました。

しかしあまりに回数が多すぎる。
しかもなぜトイレの場所がわかっているはずなのにまったく違う場所でするのか・・・
お散歩は毎朝毎夕欠かさず連れて行っているのに一体何が不満なのか・・・
うちに来て2ヶ月の間そういうことが続き、とても悩みました。

そしてよく考えてみて、ふと思い当たりました。

私にとってみれば、ルビーは自分の犬であり、単に預けていたのが戻ってきただけ。
でもルビーの立場で考えたらどうなんでしょう。

ルビーが私の実家に住んでいる間に、自分が私たちの犬であったことを忘れてしまっていたとしたら???
私が飼い主であったことを忘れ、私のことは一年に数日しか会わない人としか認識していなかったとしたら・・・
今年の8月に私の元に戻ってきたことはルビーにしてみたら、飼い主の元に戻ったのではなく、また飼い主が変わった、と言うことになるに違いありません。

知らない場所に連れてこられ、新しい飼い主に飼われる事になったとルビーが思っていたとしたら、きっと不安でたまらなかっただろうし、私がどこまで許すのか、自分を愛してくれるのか、試そうとしても不思議ではありません。

遅ればせながらそのことに気づいた私は、「ルビーかわいがり月間」として、時間が有ればルビーを抱き、なでて声をかけ、安心させることに努めました。

すると・・・

驚くことに、それまで一日に何度も何度もトイレやトイレの周りを汚し、たまにはトイレとかけ離れた場所にまでおしっこしてみていたルビーが、ぱったりしなくなったのです。
「いったい一日に何回床を拭けばいいの!」と腹を立てていたのがうそのように、ルビーは家の中でほとんどトイレに行かなくなりました。

朝と夕方のお散歩の時間まで完璧に我慢して、家に常備している犬トイレが使われることはまれに一週間に一度あるかないかというほどなくなったのです。
ルビーは私をボスだと認め、愛されていると安心したのだと思います。

そこまで完璧に我慢されると、何があってもお散歩をサボるわけにはいきません。
朝と夕方にお散歩をするというのは犬との約束事であり、私がそれを守っていればルビーも家の中では極力トイレをしないでいてくれるのです。
普段の状態でのお散歩はもとよりサボる気はありませんが、問題は雨の日です。

雨の日は人も犬もお散歩したくない・・・
そんな日ぐらいは家の中のトイレで済ませて欲しいと思いますが、外に出て雨だと理解しない限り家の中に居るルビーには何でお散歩に行かないのかわかりません。
そうなるとまた約束事があいまいになり、とんでもないことになりそうで恐ろしいので、昨夜も雨の中一応外に連れ出しました。

玄関までは大喜びだったルビーも、外に出たとたん、下はびしょびしょだし上からは雨が降ってくるし・・・
で、前に進みたがらず、わたしも遠くまで行く気はないので家の前で何度かトイレしてもらって戻りました。
それでも足が短いのでおなかも足もぐちゃぐちゃのどろどろ・・・(涙)。

雨が降っている時のトイレのため、庭に大きめの石を敷いて足が汚れず用を足して戻れるようにしたいなあ・・・
と思いながらも、冬の間は寒くて庭のことなんか出来ません。
暖かくなったら、庭をちゃんとしてトイレできるようにしようっと・・・
本当は屋根があるともっといいんだけど、それはお金がないので無理ですから。


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