馬とお昼寝

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007カジノ・ロワイヤル

2007年06月29日 12時16分21秒 | 映画
007カジノ・ロワイヤルを見ました!
ジェイムス・ボンドが007になる前の物語、という宣伝文句ですが、実際はなった直後のエピソードです。
007シリーズは最初に本編とあまり関係のない短いエピソードがあって、オープニングの主題歌がはいり、その後本編、というパターンですが、その最初の短いエピソードの時が007になる直前であり、本編はダブルオーに昇格した直後のお話です。

死の商人ル・シッフルを追うボンドは、ついに彼に肉薄する。
カジノで行われる持ち金1500万ドルという高額なポーカーに参加し、同じくそれに参加するル・シッフルに勝ち、丸裸となった彼に保護することと引き換えに今までのことを白状させる、と言うのがダブルオーになった彼の最初の任務だった。
国家予算を持って来た美貌の財務官ヴェスパーの監視の下、ポーカーは開始される。

007シリーズはほとんど全部見てますが、今回のボンド、めちゃくちゃクールです!
かっこよすぎます!!
今までのボンドの中で一番かっこいいし、他のボンドたちといまいち別の人種です。
今回のエピソードが007になったばかりのボンドなので、今までの映画は全てその後ということになりますが、どう考えても今回のボンドが年取って丸くなったとしても他のボンドにつながりません(笑)。
鋼のような肉体で、考えなしでやることむちゃくちゃなのは若気の至りでしょうが、それでも有能で切れる男です。
今回の007はダニエル・クレイグがやっています。
本当にかっこいいです~
しかし、「ミュンヘン」の時はかっこいいなんて思いもしなかったです。
って言うか、同じ人に思えないし・・・

「トランスポーター」のジェイスン・ステイサムもそうですが、短髪が似合ってああもかっこいい人たちって・・・
長髪の男性が好きな私でも、彼らはすごくかっこいいと見とれます。

アクションもすごいです。
最初の爆弾魔を追いかけるシーン、すごいです。
って言うか、ただの下っ端の爆弾魔だって言うのに、あの身体能力はなんでしょう?
とんでもない所から飛ぶわ、跳ねるように道のないような場所を駆け上ったり、通り抜けたり・・・お前はヤマカシか?
爆弾魔にしとくのもったいないです。
でも、「生け捕りにする。」とか言っといて、散々追い掛け回して関係ない周りの人達に多大なる迷惑をかけて(おそらく何人か死んでる)、結局は射殺して大使館まで爆破してしまう・・・
全く考えなしです。
いくら有能でもあんな部下がいては困ります。

飛行場での他の爆弾魔の追跡はまるでダイハード2です。
ここでも目的のためには手段を選ばずです(笑)。

多々あるアクションシーンはどれも大迫力ですが、タイトルにもなっているカジノでの攻防は緊迫感があって、はらはらどきどきです。
それにしてもあんなとんでもない掛け金でポーカーやるような大金持ちが世界にはいっぱいいるんですね~。
うらやましい・・・
勝ったら一億5千万ドルって・・・どんだけ!

財務省から来たヴェスパー、美しいです。
ストーリー的には必要なのですが、ポーカーが終わり、その後のシーンがあり(ネタばれするので書けませんが)、病院のシーンからが間延びして長く感じるのは私だけではないはずです。
なんか・・・いきなり違う映画見てるみたいなんですけど・・・
一応007が本当に愛したただ一人の女性、というテーマに沿わないといけないので仕方ないのかもしれませんが、ラブラブのシーンが間延びして長すぎます。
いや、もういいから、巻いて巻いて!
とか言いそうになります。

ラストはありがちです。
でも、ヴェニスの水路の中に沈んでいったジュラルミンケースをあんな状況の中濡れもせずに回収して去っていくって・・・何?(笑)

ちょっと最後の方が間延びしたのが惜しいですが、とってもおすすめです!
返す期間がもっと長ければもう一度見たかったです。


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