馬とお昼寝

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イーオン・フラックス

2007年01月03日 22時38分41秒 | 映画
イーオン・フラックスを見ました。
近未来SFです。

ウイルスにより人類のほとんどが死に絶えた近未来、新薬を開発した薬品会社のグッドチャイルドが作った狭い世界で人類は自由を奪われ、偽りの世界で生きていた。
反抗勢力モニカンの腕利きイーオン・フラックスは唯一の肉親である妹をグッドチャイルドに殺され、暗殺命令を受けグッドチャイルドに乗り込むが、殺すはずの相手、トレバー・グッドチャイルドを見たとたん、あるはずのない記憶が甦る。
この記憶は何なのか、一体何が行われているのか・・・と言うストーリーです。

全身武器のようなイーオンの美しいこと
イーオンをやっているシャーリーズ・セロンは本当に美しい女優ですが、モンスターの時の醜さを思うと同じ人とは思えません。
元々大柄なので、モンスターの時はかなり太っていたこともあり、それだけでも醜かったけれど眉は薄く、歯も汚く、化粧もしてなかったし、服もだぶだぶ・・・
あれを見たときは、あんなに太っちゃって、あれからまた痩せるとなると一度伸びた皮膚がたるんじゃうんじゃないかしら、顔がたるむと大変なんじゃ・・・と他人事ながらも心配したものですが、さすが女優、若いこともあってみごとにリカバーされてました(笑)。
彼女を見ていると、美しい人は醜くなれるけれど、醜い人は整形でもしない限り美しくはなれないよなあ、としみじみ思います。

ストーリーはありがちな話ですが、細かいところが色々凝っていて、見ていて楽しいです。
情報を伝達するのに、ピルを飲んでそのまま脳細胞に直接働きかけるとか、足に手を移植したり、意思を持って針のようになる芝生とか、口笛でやってくる液体の爆薬とか、頭を振って眼球を入れ替えてミクロまで見える少女マンガのような黒目ばかりの目になったりとか・・・他にもいっぱいいっぱい、独自の世界観があって楽しいです。
とても細かい部分が凝ってます。
衣装も美しいし、家具や庭の装飾をちょっと日本調にしてたり(中庭に桜が咲いてたり)するのもこだわりが感じられます。
イーオンのどっちつかずの髪型はいまいちでしたが(笑)。

とにかくイーオンが美しいです~。
まあまあ、お勧め。


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