カブトムシの幼虫

今日は暖かかったですね！
といっても午後からは曇ってきていまいちでしたが。

うちの王子の友達が大量に育てているカブトムシの幼虫をくれるとかで、うちに水槽を見に来ました。
なぜ水槽を見に来たかというと、うちに有る水槽のサイズを見て、何匹飼えそうか確かめるためだそうです。
今空いている水槽は、一昨年カブトムシの成虫を飼っていた小さいものです。
大き目の水槽はベタのザックが一人で泳いでいます。

うちに来てくれたお友達は、「これだと１匹しか飼えない。」と王子に言っています。
確かに水槽は小さいけれど、一昨年はこの中でカブトを２匹飼っていたのだから、幼虫だって２匹ぐらいは入るんじゃないかしら・・・と聞いてみると、カブトの幼虫は土を食べて成長するらしく、この水槽の大きさでは土の量が一匹分しかない。
かなりの量の土を食べるので、２、３匹狭い中に入れておくと共食いしたり、体が２匹で融合したりすることがあるらしいのです！！！
共食いというのは納得できますが、２匹で体が融合って・・・一体どういう状態？？？
ホラー？
・・・・怖すぎです・・・

それに幼虫が土を食べて成長するというのも驚きました。

土が減ってきたらすぐ補給すること。
一週間に一度は水を補給すること。
こまめにふんをとること。
５月１日を過ぎたら約２ヶ月間、一切水槽に触ったり動かしたりしないこと。
５月に入ると○○になるので（さなぎではなく、なんか初めて聞いた単語だったので忘れました）、そのとき少しでも動かすと壊れてしまうからだそうです。
なるべく暗い場所に置くこと。

などなど・・・

そのお友達はすらすらと流暢に敬語で私にカブトの幼虫の飼い方の注意点を説明してくれました。
なんてしっかりしているの！！！
王子と同じ年とはとても思えません。
王子もお友達の親と話すときはたどたどしく敬語を話しますが、あくまでもたどたどしくです。
しかし、彼の話し方はまるで大人のようで、説明のしかたもわかりやすく、詳しく、的を得ています。
王子もいろいろなことを私にいつも説明してくれますが、何いってんのかわからずに聞き返すことも一度や二度では有りません。
でも、今までうちに遊びに来たお友達は何人もいますが、皆王子と比べても、同じレベルでした。
なので、私はこの年の男の子と言うのはこんなもんだと思っていましたが、今日初めて会ったこのお友達はぜんぜん違いました。
王子より何歳も年上のようでした（実際には同じ年）。
こんなにしっかりしている子初めて見ました！
すごいなあ～～

彼は、今日くれた幼虫がメスになったらオスを、オスになったらメスをあげるので、交尾させて卵を産ませられるとまで言ってくれました。
本当に詳しいので、自分で勉強したのかと聞くと、本で勉強したとの答え。
王子にも去年カブトムシとクワガタの図鑑を買ってあげたのに、パラパラッと見てそれで終わり・・・この違い、何？？？

どうやって育てるとあんなにしっかりした子になるのかなあ・・・

かくして、またうちに虫が増えたのでした・・・