ハノイ＆ハロン湾 ３日目ー２

昼食を終え、車で世界複合遺産のチャンアンへ。
奇岩群とその間を流れる川が作る壮麗な景観から、陸のハロン湾と
呼ばれているそうです。
実際には陸のハロン湾というより、川のハロン湾ですが。

移動中の車内で、ガイドさんからボートの漕ぎ手の女性にチップを
渡すように言われました。
チャンアンでは手漕ぎボートで観光します。
このあたりは他に働く場所がほとんどないので、女性たちはこの
肉体労働をしてお金を得ていますが、給料は安いそうです。
なので、「お母さんたちにチップを渡して。」とのこと。
一人２００００ドン（約９７円）です。

美しい自然に囲まれたチャンアン。
本当にきれいです。
ガイドさんがチケットを買って戻ってきました。
ボートの観光コースは３種類あり、３が一番きれい（ガイドさんが言うには）
だそうです。
だから３を選んだけれど、昨日の大雨で水位が上がっており、３のコースのみ
今日は鍾乳洞に行けないとのこと。

ん？？？どゆこと？？？
皆さんもそう思いましたよね？？



３のコースのみ行けないなら、１か２のコースを選べばいいじゃん。
ってか、普通はそうするよね？
馬鹿なの？？
仕事できない人なの？？
それとも、今日は３のみ鍾乳洞に行けないから割引料金だったの？
で、割引料金分自分のポケットに入れるの？？

と、いろいろ頭の中を駆け巡りましたが、昨日は大雨が降ったというこの場所も
今日はピーカンのかんかん照り。
めちゃくちゃ暑いです。
ハロン湾の時、ここまで気温が高くなかったけれど鍾乳洞の中はかなり暑かった。
今日のこの気温で鍾乳洞に入ったら倒れるんじゃない？
別にここでガイドに抗議してコースを変えさせるほど鍾乳洞に行きたいわけじゃなし。
もういいんじゃね？？？

ってことで、黙って３のコースに行くことにしました。



ボートに乗るとき、救命胴衣を着なければならないので余計暑いです。
日傘をさせたので、それは助かりました。

小さな小さなミニミニサイズの鴨みたいな水鳥が泳いでいて、すごくかわいかったです。

小さなボートで水面に体が近いので、よけい奇岩の山々が大きく感じられて迫力があります。
波のない水面を静かにボートが滑っていき、たまに水鳥が水中に潜っていく。
すごく静かで癒される空間でした。



昨日はこのあたりは大雨でもちろんボートでの観光も中止だったそうなので、
今日こちらに来る日程で本当にラッキーでした。
５日間の旅行中、全てお天気に恵まれました。





途中、２回洞窟をくぐりました。
頭上すれすれに鍾乳石や岩が迫り、みんなボートの床に座って体を折って
頭を低くしてくぐります。
本当にぎりぎりの高さで、頭に当たりそうでスリルがあります。
頭上から水滴が落ちてきます。
この洞窟くぐりがあるので、ボートの漕ぎ手はちゃんとテストを受けて
免許（？）を取らないと働けないそうです。











川沿いに３つお寺があり、そのうちの一つに上陸して観光しました。





お寺の内部はどこも同じ感じです。







ここはキングコング３のロケ地になったそうで、お寺を見た後ロケ地の方も
見て回りました。



ロケで使われた壊れたプロペラ機もそのまま残されていました。
先住民族？の服装をした人たちもいて、一緒に写真を撮ってくれました。



ボートを降りたところにお土産物屋がいくつかありましたが、ガイドさんが
どんどん行ってしまうので見れませんでした。
私たちだけなので、見たいって言えばよかったな。
今日で３日目なのに、ほとんど何も買っていません。
ハロン湾の船の中で買ったストール一枚だけです。
両替したお金もまだたくさん残っています。

車に乗る前にトイレに行き、ここでもトイレチップ２０００ドン（約１０円弱）。
やっぱりあまりきれいではありませんが、そこまで汚くもありません。

本日の観光予定はすべて終わり。
車でハノイに戻ります。

さて、車中でガイドさんが、
鍾乳洞に行けなかったから予定より一時間以上早く終わった。
なのでこれからバッチャンヘ行かないか？
ガソリン代として一人１５ドル（ドンではない）でいいよ。
と言い出しました。

わざわざ鍾乳洞に行けないことがわかっているのに３コースを選んだのは
これが目的だったのか！
小遣い稼ぎのためだったのね！
狡いやつ・・・

バッチャンはベトナムの有名なバッチャン焼きの発祥地で、１００軒くらいの
工房があり、ショップもたくさんあります。
私たちは二人とも陶器が大好き。
なので興味はあります。

しかし、ガソリン代が二人で３０ドル（何度も言うがドンではない）？？？
思わず内心笑いました。

ガイドブックには、ハノイからチャンアンまで約１００ｋｍ。
タクシーで片道８０００００ドン～と書いてあります。
同じく、ハノイからバッチャンまで約１０ｋｍとも。
タクシーでいくらとは書いていないけれど、１００キロで片道８０００００ドン
なら、１０キロで１０分の一にはならなくても２０００００ドン強くらい？

しかも地図で見た感じ、バッチャンはチャンアンからほぼ帰り道で、
ちょっと右に寄り道した感じです。
ガソリン代はそんなにかからないよね（笑）。

まあ、何にしてもバッチャン焼きはわざわざバッチャンに行かなくても
ハノイのお店で買えるし。
もう車に長く乗ってるはうんざりなので、せっかく早く終わったなら
早くホテルに戻りたい。

ガイドさんには陶器は重くて買って帰れないから、と言って断りました。

１６時半にホテルに戻れたので、アンナムグルメマーケットという
高級スーパーのあるシレナショッピングセンターへ行くことにしました。
ガイドブックで見た感じ、ホテルから近そうだったので。
ホテルからタクシーに乗ってガイドブックを見せましたが、運転手さん
知らなかったみたい・・・
途中で首をひねりながらカーナビで検索し始めました。
おいおい・・・大丈夫か？？？

何度もカーナビの画面を確かめながら進み、何とか到着。
良かった・・・
６８０００ドン（約３３０円）でした。

こじんまりとした小さなショッピングセンターで、一階にお目当ての
アンナムグルメマーケットがありました。
ガイドブックに高級スーパーと書いてあった通り、ガルディコーヒーみたいに
輸入物の食品ばかり置いてあり、私たちの求めていた感じではありませんでした。

私は知りませんでしたが、ベトナムの高級チョコレートメーカーの
マルウというチョコレートをharuruさんが買って帰りたいとハロン湾に行く途中に
連れていかれたお土産物屋で見ていました。
カカオの含有量が高い高級チョコレートです。
こちらのスーパーでは、大きいサイズ（板チョコ状態）で、１０９０００ドン
（約５２９円）でした。
後で考えたら、実はここが一番安かったのですが、この時は相場がまだわからず
高級スーパーだから高いのでは？という固定観念もあり買いませんでした。
ここで買えばよかったな・・・残念。

結局何も買わず、２階に上がってみるとダイソーが。
一応入ってみたけれど、別にわざわざ見るものもなくすぐ出てきて、
一階へ降りようかとエスカレーターの反対側へ回るとなんと！
普通のローカルのスーパーマーケットがありました
やった～～～

フィビマートという名前のスーパーです。
やっぱり旅行に来たらスーパーよね！
スーパー大好き！

店内ガラガラで品数も少なく、欠品だらけでしたが
ロータスティーやコーヒー、調味料やインスタントフォーなど、山ほど買って
４１８６００ドン（約２０３０円）
やっぱり、ローカルのスーパー楽し～～！！
ばらまき土産はこれでＯＫ

さっきの高級スーパーに戻り、ホテルで食べるおやつのチーズタルトを買って
タクシーで帰りました。
帰りのタクシー代は４４０００ドン（約２１４円）でした。
ちなみにチーズタルトは２５０００ドン（約１２２円）です。

夕食はワイルドライスというレストラン。
ベトナム料理です。
とてもおしゃれですてきなお店でした。



ガイドさんが毎回メニューを読み上げてくれます。
たいてい英語表記も載ってるので見せてくれればいいのに（笑）。
またスイカジュースを頼みました
めっちゃおいしい
６００００ドン（税込　約２９１円）



スープおいしい。
スープはどのお店もおいしいです。
バインセオ食べたかった～～！うれし～～！おいし～～！
春巻きもおいしい！



メインの、豚、鳥、魚はまあまあ普通かな。
チャーハンはいまいち。フォーがいいなあ。
でもいつもチャーハンが出るな～。

今夜は食後のコーヒーがついてました。
すごくちょっぴりだけど（笑）。

ホテルに送ってもらい、ロビーを散策すると奥の方に雑貨屋がありました。
ハロン湾のクルーズ船内で半額に値切って１０００円（ドンではない）
で買ったしっかりした生地のストールと同じものが、９６００００ドン
（約４６５６円）で売ってました。
ホテル内だから高いよね。
船の中で買っといてよかった（笑）。