馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

大丈夫?

2006年11月17日 10時29分44秒 | 乗馬


昨日また乗ってきました。
水曜日はやられまくり、写真も「お前なんかに乗られてやるか!ば~か!!」って感じの顔で写ってました(涙)。
カラフルはいつも空っぽの餌入れを未練がましくなめているので、今日はその写真です(笑)。

いつもカラフルとラシェーバの写真ばかりで、うちには2頭しか馬がいないのかって感じなので今日は放牧されていたシントラーの写真も載せま~す。
シントラーには彼がレッスンデビューしたばかりの頃(2年ぐらい前かな・・・)2回しか乗ってないのでどんなだったか忘れましたが、おとなしく絶対走らないそうです。
本当はその日乗った馬の写真を次々載せていこうかと思ってたんですけど、ずっとカラフルにしか乗ってないので。
徐々に他の馬の写真も載せていこうかな。
先日やってきた弟に複数の写真を載せる方法を聞いてできるようになったので(笑)。
色がうすくて外にいるほうがシントラーです。


とにかく水曜日むちゃくちゃだったので、昨日は何とかそれまでみたいに普通に乗れるようでなければ立ち直れない・・・と思ってイメージトレーニングしながら行きました。
いつもは障害鞍を着けますが、昨日は最初から跳ばないつもりで馬場鞍をつけました。
馬場鞍が乗っかっているのを見て先生が、「あれ?経路やるんですか?」
「ううん。昨日むちゃくちゃだったから今日はフラットワークやろうと思って・・・」というと笑われました。

水曜日、自分では気づかないうちに手綱と一緒に折り返しを手繰り寄せすぎてかなり短く持っていたそうなので、今日は折り返し長めに乗らなきゃ・・・と思っていきました。
しかし、折り返しを長めに持って乗れるようならそんなものつける必要はございません。
折り返し無しで頭を下げられないからつけているのです(涙)。
でも、とりあえずはゆるめにしとこう、と思って乗ると、先生も、「最初の常歩の時折り返しも手綱もゆるめで、楽に歩かせてあげてください。そしたら昨日みたいなことにはならないと思います。」
ということでゆるゆるで歩きました。

軽速歩はそこまでゆるくとは行かないので、ちょっとだけ手繰り寄せて走り、「どうでしょうか~?」と聞くと、「いいですよ。昨日みたいにのめって行ってないですよ。」じゃあ、このぐらいで持てばいいのかなあ・・・
馬の首も下がってるし・・・

駈足も同じ持ち方で走りました。
するとすぐ先生が、「止まってください。」
止まると、「このぐらい持って下さい。」と、折り返しを短くするように言われました。
速歩のときは良いけれど、駈足になると首が上がってきてしまうのです。
かなりゆるすぎたみたいで、思っていた以上に手繰り寄せるよう言われました。
「今日はどっちかというと手の内に入ってません。もっとこのぐらい持って、それをキープして乗れば大丈夫です。これ以上持ったり引っ張ったりしなければいい感じで走れます。」
折り返し無しではみを受けてもらって走れるのは一体いつになるのかしら・・・
つけていないと首が上がってきてしまう。
水曜日にアドバイスをくれたベテランの友達は、「この馬はハミを受けやすいから折り返し無しで乗れるよ~。」と軽く言ってたけど・・・
全然無理無理~~

ともあれ、先生が教えてくれた長さで走るといつものようにおりこうに走ってくれました。
昨日あんなにどうにもならなかったのがうそのよう。
やっぱり昨日は違う馬に乗ってたみたい。(同じだって・・・)

左の時速歩で内に入られぎみの地点が一箇所あります。
そこを入られないように、いつも左の脚を使いながら右の手綱で壁を作っているのですが、そうすることによって馬の首が外を向いてしまう。
左の手前で走っているのに、馬が外を向いて走る、という感じになってしまうのです。
これを顔だけ中に向けさせると、内に入ってきてしまう。
「手綱で顔だけ向けても、それは顔が向いているだけ。
首が曲がっているだけで馬の身体は外を向いているのと同じです。
手綱で中に向けるだけでなく、同時に左の脚で外に押し出さないとだめです。
左の脚の使い方はいつもやってるみたいにとんとん押すのもいいんですが、こういうときはそれだけでは弱い。
もっとぎゅ~~~っと脚で押し出すように使わないといけません。
じゃあ、輪乗りでやってみましょう。」

速歩で輪乗りをし、右の手綱で壁を作りつつ、左の手綱で内に向けつつ、左の脚で押し出す。
言うはやすし・・・行うは・・・
昔から私の課題だったのですが、私は左の脚が弱い。
だから他の馬でも左の時内に入られることが多いです。
左の手綱で内に向けているのでよけい内に入られてくる。
走りながら必死に脚で押し出そうとするけど、甘すぎる。
だんだん輪が小さくなってくる(涙)。
「小さくなって来てますよ。
もっと脚で外にぎゅ~~っと力入れて押し出さないと。
力はいってませんよ!」
今日は馬場鞍であぶみがいつもよりかなり長いのでよけい力が入れにくい。
もうふくらはぎだけとかじゃとても無理。
ひざから上も全部使っちゃえ!!!
と、ひざから何から全部でぎゅ~~っと押すと、さ~~っと馬が外に流れました!
できた!

「それです。馬が外に出たでしょう。わかりましたか?
今のが横足の原理です。
さあ、もっとがんばって今の調子で押してください。
ほら、さっきより弱くなってる。
さっきの方が強かったですよ。
今がんばっておかないと、駈足になったらもっとやられますよ!!」
「はい!!」
返事は元気いいけれど、もうへろへろ。
でも汗だくになりながら脚で外へ押し続けました。
うまく押せた時、馬がサーっと外に流れるのが快感です(笑)。
何周走ったかわからないぐらい走って、「駈足。」の号令が。

駈足してみる。
速歩のときほど強く脚を使わなくても内に入られません。
少し内側の脚を使っているだけできちんと回ってくれます。
「速歩の時にきちんとやっておけば、駈足で楽なんですよ。
入ってこないでしょう?
速歩のときにちゃんと馬に教えたからです。」
やっぱり先生すごいです!
感動(笑)。

「じゃ、経路やりましょうか。
巻き乗りもただ巻き乗りするんじゃなくて、回る前に自分で地面に丸をかくんですよ。
その丸の上をきれいに回れるように走る。
斜めに手前を変えの時も、先に自分で頭の中でまっすぐのラインを思い浮かべて、そうすればまっすぐ行きます。」
「はい!」
と、経路を回ってみる。
水曜日よりは馬がのめっていないから全然まし。
でも、駈足で輪乗りしている時はいいけれど蹄跡にでた時にハミがはずれがちになるし、斜めに手前を変えるときに馬なりに曲がられてしまう。
「輪乗りのときはバランスよく乗っているけれど、まっすぐ行く時にバランスが変わるからそうなるんです。
バランスも速度も変えないで、全く同じように乗らないといけません。
輪乗りの時は自分でコントロールしようとして回っているけれど、斜めに手前を変えの時、自分でコントロールしてません。
馬が勝手に曲がっている。
輪乗りのとき同様、自分で曲がらないとだめです。」
こんなに内容の簡単な経路さえ、まともに回れないなんて・・・
一体今まで何をやってきたんだろう。

「馬どう思う?カラフルで大丈夫?
ライディーンに変えてもらわなくていいかな・・・?」
ライディーンはうちのクラブ馬の人気ナンバー1。
一番乗りやすい馬で、誰もが乗りたいおりこうさんです。
「全然大丈夫です。カラフル乗れてますから。」
「でも昨日みたいなことがあると心配。
乗り手がしょぼいから馬についていけない。」
というと、「大丈夫です!」と笑われました。

ライディーンはすごく乗りやすいのでもちろん大好きだけど(めったに回ってこないけど)、今一番好きなのはやっぱりカラフル(乗り切れてないけど)。
だからカラフルに上手に乗れるようになりたいとがんばってきたけれど、水曜日のことがあってさらに自信消失して弱気になってました。
でも、先生が大丈夫だといってくれたからもっとがんばらなきゃ!!
カラフル、浮気しようとしてごめんね。
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