沖縄フェアで、サーターアンダーギーを買いました。
水を使わずにこねて油で揚げる、丸いボールのようなお菓子です。
水を使わないので日持ちすると昔聞きました。
大学の頃、私たちのクラブの春合宿は毎年沖縄の慶良間諸島の座間味島で行われていました。
4回生を卒業式で送り出してから着替えて港へ向かい、沖縄行きの船に乗ります。
うる覚えですが、沖縄までだいたい36時間ぐらいかかったような気がします。
そこから更に小さな船に乗り換えて慶良間諸島の座間味島へ。
春休みの2週間、そこで合宿していました。
私達が3回生になった時、それまで行き帰り船だったのが帰りだけ飛行機になりました。
船は時間がかかるけれど、1回生から3回生まで大勢で行くのでとても楽しく、あっというまに帰ってきてしまう飛行機は物足りない思いがしたものです。
合宿の前半はスキンダイビングの訓練でした。
タンクを使わず、素潜りでいろいろな訓練をします。
3月の沖縄は天候がいまいち不順で、晴れれば真夏日ですがそんな日はめったになく、雨が降れば寒くて海に入るのが苦痛でした。
しかもスキューバと違ってスキンの訓練は辛く、一回生の頃はよく泣いていました。
そして後半になってやっとスキューバになり、それまで海に入るのが嫌でたまらなかったのに一転して楽になります。
フリーアセントや脱着やエアーステーションなどのスキューバの訓練はそれなりに大変でしたが、スキンダイビングの訓練の比ではなかったので。
3回生の時は宿を変えてしまいましたが、1、2回生の時は同じ民宿にお世話になり、そこのおばちゃんが訓練を終えて帰ってくる時間を見計らって揚げてくれていたのがサーターアンダーギーです。
今でこそ座間味もだいぶ変わりましたが、当時はもちろんコンビニも無く、こ汚い(失礼!)小さなスーパーがあるだけ。
そこでしょぼいお菓子やアイスを買うぐらいが楽しみでしたが、おばちゃんの揚げてくれるサーターアンダーギーのおいしかったこと・・・
とても楽しみでした。
で、昔懐かしいサーターアンダーギーを買ってきておうちで食べると・・・
たいしておいしくないんですよね(笑)。
本場でないのももちろんなんでしょうけれど、おいしいものが山とあふれている所で、ぽよ~んと買い物してきて食べてもおいしくはないのです。
あの何もなかった島で、寒い中、辛い訓練を終えて帰ってきて、先輩達の重い機材やタンクを運び、やっと生き返る思いで食べたからこそおいしかったのでした。
でも、しばし昔の思い出に浸りながら頂きました。
水を使わずにこねて油で揚げる、丸いボールのようなお菓子です。
水を使わないので日持ちすると昔聞きました。
大学の頃、私たちのクラブの春合宿は毎年沖縄の慶良間諸島の座間味島で行われていました。
4回生を卒業式で送り出してから着替えて港へ向かい、沖縄行きの船に乗ります。
うる覚えですが、沖縄までだいたい36時間ぐらいかかったような気がします。
そこから更に小さな船に乗り換えて慶良間諸島の座間味島へ。
春休みの2週間、そこで合宿していました。
私達が3回生になった時、それまで行き帰り船だったのが帰りだけ飛行機になりました。
船は時間がかかるけれど、1回生から3回生まで大勢で行くのでとても楽しく、あっというまに帰ってきてしまう飛行機は物足りない思いがしたものです。
合宿の前半はスキンダイビングの訓練でした。
タンクを使わず、素潜りでいろいろな訓練をします。
3月の沖縄は天候がいまいち不順で、晴れれば真夏日ですがそんな日はめったになく、雨が降れば寒くて海に入るのが苦痛でした。
しかもスキューバと違ってスキンの訓練は辛く、一回生の頃はよく泣いていました。
そして後半になってやっとスキューバになり、それまで海に入るのが嫌でたまらなかったのに一転して楽になります。
フリーアセントや脱着やエアーステーションなどのスキューバの訓練はそれなりに大変でしたが、スキンダイビングの訓練の比ではなかったので。
3回生の時は宿を変えてしまいましたが、1、2回生の時は同じ民宿にお世話になり、そこのおばちゃんが訓練を終えて帰ってくる時間を見計らって揚げてくれていたのがサーターアンダーギーです。
今でこそ座間味もだいぶ変わりましたが、当時はもちろんコンビニも無く、こ汚い(失礼!)小さなスーパーがあるだけ。
そこでしょぼいお菓子やアイスを買うぐらいが楽しみでしたが、おばちゃんの揚げてくれるサーターアンダーギーのおいしかったこと・・・
とても楽しみでした。
で、昔懐かしいサーターアンダーギーを買ってきておうちで食べると・・・
たいしておいしくないんですよね(笑)。
本場でないのももちろんなんでしょうけれど、おいしいものが山とあふれている所で、ぽよ~んと買い物してきて食べてもおいしくはないのです。
あの何もなかった島で、寒い中、辛い訓練を終えて帰ってきて、先輩達の重い機材やタンクを運び、やっと生き返る思いで食べたからこそおいしかったのでした。
でも、しばし昔の思い出に浸りながら頂きました。
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