もちなおす

春になりましたね
暖かくなってうれしいです！

高齢だけどずっと元気だった猫のインディちゃんが、今月の４日から食欲を失いました。
それまではものすごく食欲旺盛で、えさ置き場でご飯の催促はしょっちゅうだし、エレナの分まで食べちゃうし、人の食べてるものも欲しがって高いテーブルにジャンプして上がってくるほどでした。

それがご飯の時間になっても、缶詰めを開けても餌場に来ない・・・
それまで、缶詰めを朝夕あげて、ドライフードは常に出しっぱなしというあげ方だったのを、缶詰めを夕方だけにしてドライフードを病院で言われたアルファベット表示の書かれているものに変えたので、それが不満だったのかしら・・・
確かに歯が何本も抜けているインディちゃんにはドライフードは食べづらいし、お湯でふやかしたものは見向きもしない。
なのでペースト状の缶詰にドライフードを混ぜて食べさせるようにしていたのですが、それもドライフードだけきれいに出してしまいます。
こないだまではこんなに神経質じゃなかったのに・・・ドライフードも好きだったし。

５日にはもう自分では食べようとせず、私がペースト状のご飯を手ですくって食べさせても３口くらいしか食べません。
食べてないからウンチもほとんどでないし、おしっこも少なくなりました。
後ろ足がふらふらして、今まで登っていたテレビ台にも飛び乗れなくなりました。
そして顔が・・・

急に老けました。

一昨年亡くなったハムスターのモスラを思い出しました。
それまで元気だったのに、ある日急に動きがスローになり、顔が驚くほど老けました。
愛らしい丸い顔だったのに、口吻が前に出てネズミっぽい細長い顔になり、本当に急にびっくりするほど人相が変わりました。
今夜持たないかもしれない・・・
そう思ったその夜亡くなりました。
あまりの急な変化に唖然としましたが、ハムスターの寿命を人間の寿命と照らし合わせてみると人間にとっても一週間や一日はハムスターにとってはもっと長い期間に当たるので、わずか一日であっても彼らにとってはもっと長いのでしょう。

インディのお誕生日は今月の２７日です。
迎えられれば１７歳になります。
でも誕生日まで持たないかもしれない・・・
ついこの間まで元気だったのに、高いテーブルに何度降ろしても頑固に跳び乗ってきたのに、エレナの分までご飯を食べちゃってたのに、ご飯ご飯とうるさいぐらい催促してきたのに、私の頭を枕の上から押し出して一人で枕を占拠していたのに・・・
考えれば考えるだけ泣けてきます・・・

インディが寝ているソファにご飯を運び、手ですくって食べさせ、お水を飲ませ、トイレに連れて行ってあげる毎日が始まりました。
初めのうちは食べさせてもほとんど食べませんでしたが、一昨日の夜辺りからだいぶ多めに食べるようになってくれました！
日曜日の夜中は一人でトイレに行けずにソファの横のほうでおしっこしてしまっていたので、ソファの半分を彼のベッドにし、半分にトイレシーツをひいてもしもの時はそこでトイレしてもらうことにしました。

もう高い所に乗ったり降りたりはできません。
歩く距離もすぐ疲れてへたり込んでしまうのでちょっとだけです。
でもちゃんとご飯を食べるようになってくれたので、今すぐ逝ってしまうってことはなくなった様に思います。

人間の年でいうと８２歳ぐらいですから、高い所に飛び乗れなくても当然かもしれないと思うようにします。
これからは介護が必要ですが、このままでもできるだけ長く一緒にいてくれたらと思います。