馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

頭突き

2008年12月24日 23時24分13秒 | 乗馬
ずっと乗馬のことを書いていませんでしたが、まったく乗っていなかったわけではありません。
週に一回くらいのスローペースですが、何とか乗ってはいました。

でも何も書かなかったのは、いろいろとショックなことがあって書けなかったのでした(涙)。

10月に仲良しだった女性イントラがやめてしまったことは書いたと思うのですが、そのおかげでたった一人になってしまったコーチのSちゃんがついに11月でやめました(涙)。
しかたないとわかっていても、近いうちにそんな日が来るとわかってはいたけれど、本当に悲しかったです。

乗馬を始めて6年と少し・・・
その間に3箇所乗馬クラブを変わり、先生は6人変わりました。
Sちゃんに習ったのは3年半。
歴代の先生の中で一番長く習ったのです。
Sちゃんにまったく不満がなかったわけじゃありません。
むしろ不満は結構ありました(笑)。
それでもやっぱりSちゃんが好きだったし、いい所もたくさんありました。
跳ぶ時もSちゃんを頼りにしていました。
馬任せで跳んでいた私に、待たせて跳ぶ事を教えてくれたのもSちゃんでした。
本当にさびしいです。
今まで本当にありがとう。お世話になりました。

女性イントラがやめてしまったときは悲しくて一緒に涙のお別れもしました。
でもSちゃんのときは、彼がいなくなってしまうことはもちろん悲しいしさびしいけれど、まったく誰もいなくなってしまう・・・一体どうしたらいいの???馬たちはどうなるの???私達は???
と、全てのことがもうどうしたらいいかわからないというか、今までいっぱい危機はあったけど今回ほどの危機はなかったのでSちゃんとの別れだけを素直に悲しんでいられない、そんな余裕がないというか、全てが不安でどうにもなりませんでした。

とにかく土日だけ来てくれていたSちゃんの後輩のバイトのN君が引き続き来るということで(土日だけ)、平日はもうレッスンは取れず土日のみの営業になってしまい、今まで平日組だった私にとってはクラブの都合で土日にこなきゃいけないんだから平日料金にしてくれよとも思ったし、こんな状態でいつまで続くのか、平日乗れもしないのに払ってしまった年会費を返して欲しいと思ったり、これからどうしようと思ったり、馬たちは皆壊れてしまうのではと心配したり・・・

でも、N君が平日の早朝などに時間を見つけて馬の運動に来てくれていて、レッスンはとれないものの彼のおかげで馬たちは皆維持されていて穏やか。
土日だけの営業なので混みこみになっちゃうし料金も高くていいことないけどそれでもN君のレッスンはいろいろさせてくれるので楽しいし、本人も積極的に馬に乗って跳んでくれているのでそれまで長いこと障害を跳んでいなかった馬たちも最近は跳んでるみたいで、状態はけして悪くありません。
ほんと、N君さまさまです。

おかげで私もだいぶ精神的に落ち着きました。

さて、コンスタントに乗って2週間前からはついに駈足練習と障害練習もはじめた王子。
もう見ている私は気が気ではありません(笑)。
でも本人は多少走られかけても跳ねられても平気で乗っているようです。
見ている私はどきどきだけどね。
でも今日、ついに落馬しました(涙)。
今日からツーポイントの練習も始まったのですが、ツーポイントのままバーに向かった王子。
バーの前で馬が止まり、ツーポイントで入っているので当然コロンと落ちました。
障害をやる以上、落馬の確率も高くなるのはしかたないこと。
でも、自分が落ちるのはともかく、王子が落ちるのを見るのは怖いです。
本人はその後も普通に乗りなおして跳んでましたが。

さて、私も今日は派手に止まられました(涙)。
私は跳ぶ時に結構馬にプレッシャーをかけてしまっているそうで、跳ぶ瞬間に「ハイ!」と声をかけてしまうこともよくあります。
それは馬に対してかけているというより、自分が跳べるのか??と迷ったり怖くなった時に自分に対してかけているはっぱなんですが、そういう声がでるのはやっぱりプレッシャーをかけていてリラックスして跳んでいないということだそうです。
Nくんがいうには。
なので、この間からリラックスして跳ぶように、バーの前で馬にプレッシャーをかけないように、といわれています。
Sちゃんと違うけど、いまはN君が先生なので方針に従わなくてはなりません。
でも派手に止まられるようになりました。
今まではSちゃんに、馬が迷ったら押し込め!!といわれていたのですが、リラックスして跳べといわれて昔みたいに馬任せで向かってしまっているから止まられるような気がします。
昔組んでいたテンペストは踏切が合わなくても馬が乗り手をカバーしてくれる、「俺につかまってろ!」タイプの馬だったので私は向かうだけでよかったけれど、ジャンは神経質で潔癖症で迷ったら乗り手がカバーしてあげないとだめな馬です。
だからいつも私が強気強気で乗っていました。
でもそれだと緊張していてリラックスできていないということらしいです。

で、今日も派手に止まられました。
私はつんのめって鞍の前に乗ってしまい、馬の首も私の首も前方下方へ。
普通の馬ならそういう状態になってもおとなしくしてくれるので乗り手にダメージは有りません。
でもジャンは・・・
怖がりの馬で神経質なので、そんな状態になったことに本人がビビッてしまい、ものすごい勢いで頭を振り上げます。
一度だけじゃなく、こないだもそうだったので、やっぱりジャンの性格的なものだと思います。
彼が頭を振り上げる時にはまだ私は体勢を戻せてませんから、当然すごい勢いで振り上がる軌道上に顔があります。
そう・・・顔面にヒットするわけです(涙)。

こないだは目の上あたりをやられましたが、今日は右のあごにヒットしました。
一瞬あごの骨が折れたかも・・・と思うぐらいの激痛でしかもむちうちっぽく首の後ろも痛くなるし、馬上で「いた~~~い!!!」といいまくり(笑)。
かなり腫れてるようでN君もとても心配してくれましたが、止まったままで終われないのでまた跳びました。

もちろん折れたりなんかしてませんでしたが、私のあごは赤黒くかなり腫れあがり、まるでDVで夫に殴られた妻みたいな感じになってます(涙)。
年末年始にこんな顔で実家に帰るとは・・・



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