鞍

お金に余裕がないこともあり、私は借りられるものは借りて使う主義です。
馬はもちろん（笑）、鞍、パッド、ゼッケン、頭絡、プロテクターなど、レンタル料がかからず（馬はかかる）借りられるものは全て借りて乗ってきました。

自前でそろえれば当然買うのにお金もかかるし、管理しなきゃならないし、鞍なんかはクラブに置く「鞍置き料」もかかってしまいます。
お金ないしね～～。

でも乗馬を始めて約一年の王子、同じクラブのジュニアの子達は鞍はもちろん、ゼッケンやプロテクターも自前です。
当然、「ぼくも欲しい。」と言い出します。
うちはお金ないからね。
とはいうものの、鞍は無理でもゼッケンくらいは買ってやるか・・・

と、ゼッケンを買いました。
王子は大喜びで、「ママは使わないでね～」（おいおい・・・）

そんなおり、何人かの友人から「鞍買わないの？」と聞かれ、これまでなら「買えないし必要ないし。」と答えてきたのですがなんとなく「そろそろ欲しいかなあ・・・」と思い始めてきました。
でももちろん高いものは買えません。
カタログとか見てみると、結構リーズナブルなものもあり、このくらいならいつか買おうかなあ・・・
と、漠然と思っていたところ、

クラブの先生が自分の障害鞍の買い手を捜していると声をかけられました。

王子も競技会に出始めたので二人で使えるし、これまでは気持ちの中で「いらない」の一点張りだったのが最近「買ってもいいかな～」となってきた時にこのオファー。
これって縁があるってことだよね？

鞍はパッシェのマーカス・アーニングというもので、障害チャンピオンのアーニングが企画した「きれいに随伴できる」障害鞍なのだそうです（笑）。

http://www.horsy.co.jp/webcatalogue_s/catalogue_s_jme.html

新品を買うお金はないし、新品で買うと油を入れなきゃならなかったり面倒だし（おいおい）、先生が乗っていたものなら鞍つぼもきれいだし、試乗もさせてもらえるし。

さっそく乗せてもらって跳ばせてもらいました。
ふわふわでとっても柔らかい乗り心地です。

初めはあぶみはつかないということだったのですが、つけてくれることになり、即決しました～～

鞍にかわいいもくそもありませんが、自分の物になったとたん可愛く見えてくるから不思議です（笑）。
縁あってうちの子になった鞍、かわいがっていきたいです（笑）。
先生、良いものを譲ってくださってありがとうございます