初めて成功

今朝は寒くて眠くて・・・もっと布団に入っていたいと思いながら起きました。
隣の敷地の家は全壊。
今日はでかい小屋を壊していました。

先週のガウガウ馬はいずこ・・・
今日は一転おりこうカラフル。
やっぱりあの日は機嫌が悪かったのね・・・
たまたま工事の手が止まっていたので、私が急いで室内へ連れて行けました。

フラットワークをし、駈足をやる前に最近練習している経路をやってみました。
経路の前半は速歩と軽速歩のみの構成です。
で、後半の駈足がいつも問題です。
今日はフラットワークで駈足やっていないので、いきなり経路でやろうとしてもでないかも・・・でも、これをフラットワークだと思えばいいのでは・・・
先生は何も口を出さずにじーっと見ています。
駈足の発信地点・・・やっぱりだめだった(涙)。
「やっぱり、だめでした～～～」
と歩きながら先生の所に戻ると、「だめでしたね。もっと詰めないと。詰まってないからでないんです。」と笑われました。

今度は常歩から詰めて出す。
簡単に出ます。
もう一度速歩で走り、詰めて出す。
出る。
そのまま経路の後半を回りました。
走っている間にハミがはずれると速歩に落ちてしまうカラフルですが、だんだん維持できるようになって来ました。

「じゃ、ちょっと歩いてから経路やってみましょう。」と先生。

この経路は本当に簡単なものです。
前のパートナーとだったら、楽勝の内容。
もう一段階上の経路でも、前のパートナーとだったら細かいところを完璧に回ると言うのは大変でも、ただ決められた経路をだーっと回るだけなら楽勝です。
でもカラフルとは、こんな簡単な経路でさえ、これを教えてもらってから一ヶ月近くたつというのにいまだにただの一度も最初から最後まで成功したことがないのです。
よく、馬が８割と聞きますが、私の場合はまさにそれです。
前のパートナーとなら楽勝のことも(障害だってそうです)、カラフルとは出来ない。
私の実力はそれだけのものと言うこと・・・
カラフルに乗り始めてから落ち込むことが多く、つい最近も仲の良い友達にメールで愚痴や泣き言を書いてしまいました。

でも、友達は、今カラフルでうまく行かなくて苦労していることは、絶対にいつか通らなくてはならない道だから、確かに前のパートナーならできるだろうけれど、もっと前進するためには今カラフルに乗っていることは私のためになることで、不安だろうし辛いだろうけど大丈夫だから信じてがんばって、と励ましてくれました。
本当の友達の言うとおり。
私は後ろ向きなので、よく過去を振り返って後悔したり、昔は良かったのにと嘆いたりしてしまう所があります。
カラフルでうまく行かないから、よけい前のパートナーとのことばかり思い出してしまう。
彼にずっと乗れるならそれでいいかもしれないけれど、もういくら考えてもいないのだからどうにもならない・・・
もっと前を向いてがんばらなきゃ・・・と思って今日行ったのでした。

さて、経路を回り始めました。
前半はいつものように問題なし・・・後半の駈足・・・
発進も決められた所ででき、その後も維持でき、手前を変えての駈足も出ました。
そのまま駈足で走りながら、「もしかしたら最後まで行くかも・・・何があっても落ちないように(速歩に)しなきゃ・・・」と考え始める(笑）。
そして、初めて最後の停止まで通しで成功しました(レベル低い・・・)。
「初めて成功した～～！！」と、カラフルの首をたたいて褒めながら先生の所に戻ると、「一番良かったですよ！もう経路はこれでやめましょう！良いイメージで終わりたいので！」
やっぱり、先生もまぐれだと思ってるな・・・

いや、私自身ももう一回踏んだら多分またぐちゃぐちゃになりそうだと思っていたので、先生が言い出さなくてもこれでやめるつもりでした(気が小さい)。

まだ時間が余っていたので、「後は速歩しましょうか・・・いや、横木またぎましょうか。」と、横木を３本並べてくれたので久しぶりにまたぎました。
久しぶりなのでカラフルは、「これ何？どうするんだっけ？よいしょ。」とまたぎます。
障害馬なのに、もう忘れたのか～～～。
早すぎるぞ～～。
もう一度やってくる、また、「やだよ、こんなのまたぐの！」と言うのを無理やりまたがせる。
「もっと出して通ってください。」
出して通る。
ちょっと嫌がったけどいい感じ。
「次は出さないで通ってください。」
出さなくても通る。
何度か通過を繰り返すうちに、久しぶりに跳びたくなってきました。
ずっと跳んでないもの・・・

今日は初めて最後まで通して成功したので、ちょっと自信がつきました。
とはいえ、やってる内容はものすごく低レベル(笑）。
乗馬の世界は上を見ても見切れないほど道がはるか遠いです。
よちよち歩きの私はまだスタートを切ったばかり・・・いつになったら「どの馬にもある程度のクオリティで乗れる」ライダーになれるのでしょう・・・
う～～ん、しかない。
励ましてくれた友達に感謝！