梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

共通と言う名の失敗

2012年11月16日 | さえずり
巷では共通申込書と言う名のペーパーが
あちこちで体を変えて登場しては消えていく

なぜ失敗するかの検証が無いから当然


要はデータベース化(DB)出来ていないからです
単に紙ベースのモノを作って少し手を加えるなら
学生でも出来る仕事である
紙ベースを脱却してDB化できるかがシステムと言う考えだし
”まとまり”を感じさせるもの


具体的な身の回りで言えば
Tポイントカード
業態やサービスが異なる中で共通のプラットホームを見つけることで
利用者の囲い込みに成功している
今や一社だけのポイントカードは弱くなりつつある
異業種間の利用者情報をTポイントというサービスで
DB一元化しているのです

介護も老健なら老健、特養は特養という前時代的な方法だと
直ぐに民間に食われる
現状ポイント制などは介護保険では流用が難しいが
緩和されれば加入しようと思います
サ高住などは自社のサービスと合わせたポイントサービスなどが行われていることを
思えば、これからの介護業界は憂うことばかり


共通にするなら
①DBするためにクラウドでデータの一元化(当たり前)
 PCで入力してパスワードロック
 見たい時にクラウドに観に行ける
 他老健申込み依頼時はクラウド上でデータの移行
 今のようにFAXなどを使うことは無い

②DBの検索や情報共有方法を真摯に考えることが重要
 各老健の相談記録を無くす
 DB化して個々の記録へアクセスできるようにする
 アクセス範囲は自社で記入した部分と他社との住み分けは必要

③現行のペーパーとの整合性
 取れる訳が無いからこそDB化で括ってしまう必要がある

せめてこうした発想はネット社会ではしておくべき
これが出来ないなら烏合の衆と呼ばれても仕方無し


そうでないと
ペーパーベースでのモノはすぐに形骸化する 3ヶ月持たないだろう

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