梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

給付の効率化・重点化

2010年11月30日 | さえずり
社会保障審議会介護保険部会の資料で
見直しの基本的考えの中に明記されています


給付の効率化と重点化
私的な解釈かもしれませんが

効率化・重点化と財源不足から
安易な方向性が見えてきます
以前医療保険が一杯一杯になった際に
介護保険が生まれた時と良く似た感覚になります
名目変えても財布は一緒と言うこと


こうなることは見えていながら
サービスの裾野を拡げ過ぎた感が正直あります
軽度な方にそこまで…と思うこともしばしば
その人本人の要望や介護度とは離れ
家族愛の有無で介護サービスが決められていく現実が
こうした事態を引き起こしているかのように思います
ケアマネ1人では結局いいなりプランとなり
不要なサービスまで付いてくることに
裁判員制度みたいに
地域の民生委員や隣近所も含めた判断があっても良さそうです

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効率化・重点化
具体的にはやはり重度者からが順番だと言えます
今更軽度者のサービスは打ち切れない
となると自己負担額を徴収

いまや巷ではフィットネス倶楽部等が
シルバー会員価格として月7~8千円で参加できる仕組みもあります
そうした場所への補助金の方が効率的だと言えます
意識もそっちの方が高いでしょうし

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効率化重点化を図る上での要望は
事業所判断みたいな方策は取らないで頂きたい
介護度で報酬に大きく差を付けたりとか
小手先な重点化をしないで欲しいということ

施設なら軽度者は使えなくなりますとか
はっきり国サイドで決めてしまうべき
私たちに要らない説明をこれ以上させないで欲しい

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限られた原資、
その使用範囲を制限することは賛成!
ただ一度拡げた風呂敷を畳む時の相当の痛みを誰が負うかが
この効率化重点化ではいつも抜け落ちている気がします

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