梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

改定に向けて老健は

2011年09月30日 | さえずり
秋からは社保審なども活発??になり
いろいろな資料が出てきます

抄録だけ読んでも判らない会議の温度は
是非とも議事録で追い掛けてみていただきたい
自分のサービスの代表者がどういう答弁をして
国はどう見ているかも”議場の温度”で感じられます

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老健の役割と機能
多くは果せていないのではなかろうか?
ただわずかでも在宅復帰をする人がいる以上は不可欠なのだろう

・在宅復帰率
・利用平均期間
・要介護度変移
・リハスタッフ数

こうした部分での見直しを期待すると共に
地域区分がどう出るかも見ていく必要はある

また介護処遇改善も今後の見通しが見えない中
どう動くのだろう?

老健自体も
一言で老健くくりの時代は終盤な気がします

・医法と社福
・単体と併設
・在宅復帰率と在所期間
・ユニット

これらで細かく分類して
報酬も見直すべきと思います
同じ老健と呼ぶには???

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薬剤の持ちいれなども増えており
本来、医療と介護を分離した意味合いが薄れているのも現実です
ある老健では施設長が別の診療所で薬剤処方して入所という方法を
使ってるとも聞きます(別法人の開業医なら未だ…)

こういう実態から医療保険での薬剤の在り方なども
検討されてゆく風潮になればと思います
薬剤費などのコストを抑えながら重度化対応するのは限界もあり
アリ○ぷとなどの高額薬価の手控えも減少するだろうが
症状に合わせた処方を行っている医師がどれだけ居るかも調査しないと

多くは、意見書、診断書の薬のまま処方
自身の診断は抜けていきます
X線や各種検査機器がない分やむ得ないでしょうが
医療との連携を言われる所以でもあります

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今、老健が
2012改定で望むことは何でしょうか?
介護処遇は介護全体として考えれば

◎リハビリ配置加算を検討頂きたい
標準数はベッド数からおおよそ掴めてるはずですから
+α分の加算

◎在宅復帰の考え方
在宅は1日でも帰れば在宅ではなく
一定の期間を過ごすことが重要です

◎ショートステイ
入所同様の労力を使うので
報酬単価の見直し

◎人員基準配置
1:3以上は一般的 1:2などの基準での加算

他にもいくつもあるかと思います

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次月、こうした全国の皆さんの意見を集約したものを拝読できる予定です
想定外の意見も見ることで刺激をたくさん受けれそうです

この様子は年末の冊子内の特集で予定されます


思えばたくさん書いて来たものです

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