梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

就職フェア

2010年11月04日 | さえずり
開催のレポートがメールで来ていたので目を通すと
あれだけ用意周到な上でも来場者数はデータ掲載の中では最低数値
イベントとしては来場者数が上海万博のようにひとつの指標である
逆に求人法人数は最も多い!

パビリオン多いけど来場者数は少ない…ってことなの?!

こうなると気になるのは費用対効果
以前より明らかに経費は掛けている手間と仕組み
来場者1人当たりの経費も出ていると思われます

実数で現段階で見えてこない就職率(決定数)が大事なんですが
配布された冊子を見て感じたのは情報量の少なさ
あの数字だけで選べというのは難しいものです

今後改善すれば良いかと思うのは
・給与の30歳、40歳平均給与額
・年休、1日労働時間
・各手当額

などなどの詳細な数値

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開催結果を見ていて一番良くないなと感じる部分
それは、処遇改善が行われていると言われていても
来場が少ないという点
しかも一般求職者が比率も多いにも関わらずである

処遇改善数値を様子見なこともあるのであろう
時限的なら関心ないという一般求人者の本音を垣間見れます

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一般求人者の介護への意識調査も併せて見て見たいものです
マッチング他の点で「仕事が無いから介護」では厳しい労働となり
益々業界イメージも悪くなります
一般求職者が5年後ケアマネへ業務転換する希望比率はどういうものかも
数として掴み難いが傾向を見ておきたい
現に当会への希望者の多くはケアマネという資格をひとつの目標としている方が
目立ちます

介護業界へ入り、何としてでも5年間耐えてケアマネ試験に合格!
これが一般求職者にとっては業界を生き抜く術のひとつかもと言えます
有資格で職場を転々出きる身分ではありませんからね…
これは私自身も含めてのこと

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HH2級や社会福祉主事などの資格
これをもって業界内で介護現場で5年勤務
そして1年の相談業務
ケアマネを目指すならこうした中長期な進路を指し示すのも大切である
これはケアマネが全てということではなく
一般求職者は介護現場でずっとやっていこうと考えているかが
見えてこないからです
ケアマネと為るとやはりデスクワーク的な調整業務が増えますので
一般求職者は継続しやすいのではと思います

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データの集積
エクセルで早速、介護施設メインで抜粋して算出
母数は64箇所

平均給与は
無資格介護 162千円
介護福祉士 173千円
看護師   222千円

賞与は   3.85千円

ひつこいようだが
これで高い低いのレベルはとっとと卒業のこと
月当たりの労働時間から労働コストを見れるように
そして自分磨きが出来るかであるが重要

介護に関する技術や知識の研鑽と同時に
組織力や経営、運営面の両輪が学べないと
外国労働力が解放されると大変なことに…

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TPP
TPP参加で日本の農家が…
この手のニュースが最近増えています
介護に関係ない!!なんて思わないほうが良い
関税という防波堤が外国製品の流入を防いでるわけですが
介護現場では資格や言葉の壁が関税のような役割と
考えればよい

資格≒国産と思えば
その優位性を出さないと外国製品に凌駕される
安全性なのか? 性能なのか? 丈夫さなのか?

介護福祉士を目指すものが減少して
高齢化が進めば、HH2級や無資格への脚光も増すことが
考えられます
そこに外国人労働力が入るとなれば…

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