梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

サブリース禁止

2011年11月07日 | さえずり
サ高住のひとつのキーワードはサブリースだと考えています
土地活用オーナー等が運営会社に一任
集客からケア全般を預けて利回り分だけを得る

経済的仕組みとしては
確かに正論だし、再委託みたいなものは世の中には山とある

ただ介護という面でこれが果たして正解かというと疑問は残る

老健も同じようなサブリースは可能なのかと??とも思うが
業法が異なるので駄目でしょう

今の介護不安と業法の隙間に生まれたのが「サ高住」の仕組み

この表は東京都の示した相関図

契約する中で甲乙が誰なのか?という点が重要である

サブリース的な発想は一般的かも知れないが
質の担保や継続性、責任の所在という部分で今後
問題点が出てきそうな気がする
単なる不動産活用の糧に介護が使われることになるかも知れません

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サ高住側も地域包括ケアが円滑に拡がる前に
事業を広めておきたい思惑はあるようです
地域包括ケアが拡がれば、本当に安心して暮らせる地域ケアが
確立されればサ高住は不要だからです

今は全く機能していない「互助」の気持ちが
生まれてくればサ高住は不要であろう

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介護業界で働いている私が
サ高住に住みたいか?と言われると「No」である
おそらく周囲の知人も同様であろう

サ高住のセミナー関係者に
是非同様の質問をして欲しい

外野からの野次ばかりではいけませんね…
私ならコレクテイブハウスの発想
または持ち家に知った仲間と一緒に暮らすと言う発想
そこへ介護サービスをマネジメントする

こういう方法のほうが私には合っている

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