梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

算定要件

2012年01月31日 | さえずり
介護報酬改定でマイナスマイナスって声ばかり
叫んでいて上がるのなら叫びますが…

概算ながらインパクトを計算して
どうなるかをリーダーは見極めていかなければならないし
具体的な作業も結構あると思う

例えばDC、SSの加算
【重度療養管理加算】
算定要件にあたる方のリストアップ
イ~チまで9項目あるが
老健でこの項目を算定できる人がどれほどいるものでしょうか?

要介護4、5で対象となる人
この項目を満たしていれば4・5だとは思うけど

老健で受け入れを前提に算定要件を見てみると
2~3ヶ程度が可能か?という感じ
勿論、SSでの話が殆ど
DCですと要介護度も軽度化するので対象となる方は少ない
単位も100と120と微妙に変えてきていますよね

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DCリハ加算

新たにだから、現行の登録者には訪問は不要?とも読めます
4/1以降での新規者ということですが
方法としては2パターン
①デイスタッフ・SWと一緒にリハスタッフ訪問(初回訪問)
②利用1ヶ月ギリギリでのリハ単独訪問

新規を前提にすれば
①は効率は良いが継続性や利用に支障あるかも 
②は継続性や評価後なので自宅での評価も見易い

事業所にとっては負担が多いでしょうが
効率性も大切ですが②の
一月以内の訪問が良策に思います

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改定率

改定差ばかりに目が行くが
旧/新で見れば軽度者の落ち方が著明です
これは介護施設では中重度者を対象としていくべきという
メッセージという風に捉えています
それはDC・SSの重度療養管理加算からも伺えます

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処遇改善

直近の報酬、LS・SS・DCでの数字を拾い上げ
それぞれ1.5、1.7%を掛けてみれば
H23年度処遇改善の金額とニアになることが判る
これを毎月の手当てとして行うか
基本給折込かも人件費を見るうえでは重要ではないかと言えます
この加算自体が4年間時限であることと
実質本体はマイナスとなっている現状を思えば
慎重に検討するべき内容と思われます

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介護崩壊

介護崩壊って言葉もチラホラ出て来ています
十数年前には医療崩壊って言われてた訳ですから
歴史は繰り返されますね
特に民間が多く参入しているDSで零細なところは
厳しい状況になると思われます
DCも常勤リハが少ないとリハマネ加算自体
算定できなくなります(訪問必須ですからね)
単体DCや診療所DCで非常勤で回しているときつそうです

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個人的な駄文
推測の範囲です


それと、情報公表を見て
個人情報を拾ってる業者が居ます
気を付けましょう
事務長向けのリスクマネジメントセミナー営業です
情報公表も使われ方が違って来ています

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