梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

介護施設のサ高住化

2011年08月25日 | さえずり
特養・老健を介護保険から外して
サービス付き高齢者向け住宅にする

これって「あり」か「なし」となると???
私は「あり」派

遅々として
進まない理由に雇用問題があるからだろうが
介護施設が見なしで
訪問看護、訪問リハ、訪問介護を事業所として運営できるようにすれば
働く側の意識も大きく変わる
訪問介護事業所として
今まで働いていたサ高住となった老健へ時間単位で働くというもの

余裕があれば
サ高住となった老健以外の地域に出て活動することも可能
お山の大将は居なくなるわけです


ハコモノと言う護送船団をぶっ壊すことで混乱はするかもしれませんが
結果的には地域包括ケア的な発想や広まりは定着しやすくなると思います

人員基準
施設基準
運営基準

人員基準をサ高住にすることで緩和
運営基準は各訪問系サービスへ吸収
施設基準は面積とか消防などクリアのみ

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サービスの集約化から分解、そして再構築
こうなると課題は多職種協働となりがちですが
それは既に在宅系ではケアマネが実績をあげてるので問題は
ないでしょう

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ノンフィクション??
「老健解体論」

これは=特養解体論にも通じる
介護施設に常時人が居ないといけないという発想の転換
必要最低限の配置で残りは外部サービス

お茶屋的発想
祇園のお茶屋には行ったことはありませんが
お茶屋を「ハコモノ」と考えれば
舞妓や芸子さん、三味などを外から呼んで
食事も配食サービス
サ高住老健に似ているように

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利用する側のリスクへの対応希望に応じたサービス選択の時代へ
サ高住老健は当然現行老健に比べてリスクは(+)となります
この部分を利用する側がよい意味で規制緩和することに承諾すれば
大きな一歩を歩める

リスクマネジメントが大きく取上げられますが
このまま高齢者は増えて介護マンパワーが増えなければ
事故やひやりはっとが増えることは目に見えています
利用者自身や家族が完璧を求めてもそれが提供できる環境は
物理的に減っていくのが数字からの現実
手厚いサービスには相応の費用

安かろう悪かろうではありませんが
介護をサービスと捉えれば今後はそうした考えもありなのかもしれません

命と言う”医療”と生活面が大きい”介護”
考え方捉え方を業界含めて再構築必要なんでしょう

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