梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

30代で介護に飛び込んだら

2011年04月18日 | さえずり
景気低迷や就職難で介護を已む無く選んで来る方も
面接していると感じることが多い

福祉福祉してきた中途の方は理想が高いのか
何を目指しているのかが良く見えてこないことが多い
「で、何をして来たの??」と質問しても
何か抽象的な返事
なぜ、そこで頑張って役職者になって自分の思うケアの実践を
しようとしないのだろうか?
環境が変われば真新しく感じるのも最初だけ
おそらく根本的な部分は同じなんだと思う
環境を変える前に自身の意識変化が先だと感じる人が多い


ヘルパー2級を取得して介護業界面接へ
このパターンも今後は減るかもしれない
450時間の実習は厳しい現実である
受験資格取得まで「契約」ってのも一般的になるであろう
介護という資格偏重な世界に飛び込んだのだから当たり前と
納得するしかない現実

ヘルパー2級から介護福祉士取得、確かに介護では鉄板な進路
ただ、異業種からの人はホントにそうなの??
できればマネジメントをつかさどるケアマネへの転換を目指して欲しい
『事業所内転職』をこれから増やして欲しい

こう考えると事務長なんて言う連中は人員基準にも明記されていなく
ある意味お荷物である
1人当たり売り上げは基本的にゼロ
ただ業務全般の責務を負い円滑に事業運営するという舵取りテクニックは必要


HH2級 → 介護福祉士 → ケアマネ → 管理者見習い → 管理者

こういう行動計画を思い描き、今の年齢とポジションを置いてみて
逆算していけば今何を為すべきか見えてくるはずです
兎角日々の業務に追われるとこうした全体像が見えなくなり
やれ待遇や!人間関係や!と目の前のことで右往左往

面接時
「5年後、何をしていますか?」
必ず皆さんに聞いています
その時の自分を思い出して修正が必要な場合は間に合いますから早め早めに

ホワイトカラーで食べていくなら
8~10年でマネジメント出来得るポジションに付く事が可能です
勿論、実力と経験値、人脈といったものが不可欠となります
大きな事業所では人手不足なのか
「30代なんちゃって管理者」が多いのも気になります

なんちゃってながら責任や数字は背負わされるのですから大変ですが
それをチャンスと捉えて貪欲に進んだ人たちが真のマネジメントを行なえる
ポジションに辿り着く


遅れた分を取り返すには、スピードと密度、これに耐える鋼の精神力
これらが揃わないと5年後もウダウダ言ってる自分と対峙するだけだろう

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30代で業界に飛び込んで40代でマネジメントの一角を担う
十年というスパンで物事を考えるやつが最後は勝つ
とりあえず3年頑張って試験受けて・・・ケアマネも受かればいいな…
なんてことをぼんやり思っていると介護ジプシーになります

40代でデイサービスの管理者、施設の幹部候補
周囲でそうした介護職は多数います
事業所が違うからそうなるのでしょうか?
違いますよね
スピードと密度、精神力が貴方を上回っていただけです
ある程度センスではなくて努力で補えるものともいえます


役職、または年収ベースに置き換えても良い
今は300万前後かもしれないが10年後は500万を目指す
そのためには資格が必要でしょうか?
資格も必要でしょうが実績評価も重要です
時折、管理者に畑違いから(天下り??)などもありますが
そうした事業所のスタッフはもっと怒るべきです
怒れない理由があるとしたら、そこがあなたの弱点ともいえます

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役職を考える時は
力量が付いてなる場合とその器に合った努力をするだろうという期待感
この2タイプだと言えますが
多くは後者である
力量の査定なんてそうそう出来る者ではない
普段の努力する姿、これを見るのがリーダーであったり
外部の第三者、
誰も見ていないつもりでも、しっかりチェックされ
その努力への期待感から昇進というものがあると考えるのが良い

そういう人は、いずれ努力を重ね役職に相応しい仕事をするようになるものだ

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