梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

応用多用の危惧

2013年01月15日 | さえずり

合理化効率化の中で応用を用いて解決・対処しようという方法

ある程度基礎訓練、経験が積まれた中で行われるなら
何ら問題はありませんが
基礎が出来ていない中で応用多用はどうなのかということ
たまたま上手く物事がいってることで
本人も勘違いするようになる

基本的な事象の理解が無い中で
応用の多用は個人的にはNG

こうした応用多用が起こることで
勝手な理解や進行というコンプライアンスの崩壊につながるからです
ではなぜこうした応用多用が増えていくのでしょう?
業務量の増大などがそのひとつかも知れませんが
それは外的要因であり自身の応用多用を省みない姿勢の表れでもあります
マニュアル人間というのは死語のように扱われますが
今も確実に残存しています
仕事の流れを一から構築してきた者は強い
0ベースから1にするからです
応用多用人間は
この1ベースにダッシュを付けた1’な仕事しか出来ないから弱い
基礎の出来ていないうえに立派なデザインの家を建てても
地震が来ればあっけなく崩壊する

キャリアパスの考え方も同様
人との対面サービスである介護サービス
基本無いのに応用を続けることが
今のケアマネ見直し論や専門資格内での段位取得へとつながってる気もします


業務増大や合理化を理由に基礎が飛ばされることはどうなのでしょう?
第三者の評価や進言があるなかであれば未だしも
自己判断で応用多用というのは一番よくない
良きリーダーや管理者がいれば、そうしたコントロールも可能でしょうが…
パワハラのように無茶振りする人もいますし
ハードル設定というのは個々の実力を見ていないと出来ないものです

よく言う、「コンパ(飲み会)の一つくらい仕切れないとダメ」と同じ原理です

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