梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

地域連携推進員

2011年03月11日 | さえずり
「地域連携推進員」

屋上屋を重ねる、この言葉が頭を過ぎった
地域包括Cがこの役割を果たせていない現状からの発想??なのだろうか

介護業界は資格社会であり
縦に展開するのは得意であるが横への串刺しが苦手である
これは一般企業から移った私が最初に感じた感覚

全てとは言わないが
営業や地域活動を行なった実績あるケアマネなんて居ない
それは基礎資格から容易に想像できる
中には意識を切り替えて
ブルーカラーからホワイトカラーへ変身し
横の連携を高めて行こうという人も居るがわずかである

制度改変で現場サイドの話しとなるが
結局誰がやるのとなった時、その者たちの意識変化への期待度が
高過ぎるのも現実

地域連携推進員は
企業営業経験者など資格社会のしがらみなど関係ない者が
対応するのが手っ取り早いかもしれない
「そうそう」なんて思ってるケアマネが居るかも知れませんが
そんな人は淘汰されていくでしょう

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こうした横の連携
この活動費や費用対効果、人件費
これをどう捉えるかも大切

コーデイネートの対価ってのは
地域連携では算定しづらい

地域の医師ときちんと向き合ってるケアマネはいるのだろうか?
私には敬遠してるように映ることもあります
薬や医療機器の営業マンのような
何とかして関係を構築しようと言う努力は無いですよね

これが意識の差となり
地域包括ケアが心配される一因と思います

地域連携推進員は今後
地包Cなどに付与されるのだろうか?
その人件費を思うと・・・

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民間の不正で民間介護に気を遣っていますが
前を向いていかないと高齢時代に対応し切れない

地域展開、マーケテイング、営業力…これらにおいて
地包Cが民間より優位または同等なら
こんなことは書きたくはない

横の連携を任せることでどこか一社が利益を産んだとしても
それでネットワークが拡がるなら隅をつつくような
規制をかけないでマーケット論理に任せて良い時期かといえます

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24時間地域巡回型訪問サービス

地域包括ケアの屋台骨ともいえるサービス
どうも未だに絵に描いた餅にしか見えてこない

訪問介護、訪問看護がメインであろうが
24H対応はどれほどあるのだろう??
訪問看護のひとり開業なんてのも
こういう背景があると判り易い

報酬を思い切った設定にしないと
手を上げる人はどうなのだろう??
施設同様包括払いとなるとの資料も…


私が思う現実路線は
サービス付き高齢者住宅に必要な方を集約し
効率的にケア提供を行なうという方法ではないだろうか

1階部分に
訪問看護・介護事業所+診療所などのテナント
デイサービス

2階以上に
サービス付き高齢者住宅

これを基盤に可能なら周辺地域にもサービス提供

在宅で分散した提供には昼間は可能でも夜間となると
かなりの無理が出てくる

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もしドラがアニメ化
ケアマネやこれからなろうという人たちは
見ておいて下さい

もし私が老健のケアマネジャーだったらとお題を変えて見れば
良いと思います

当会ブログでは昨春に!

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