梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

特養に負けてるのか…

2012年08月30日 | さえずり

「今度特養が決まりました」

長く老健を利用されていても呆気なく転所されてゆく
介護される家族の方は安心感からだろう
ただ利用者の方にとってもHappyだったのだろうか?

老健から特養へ転所することでの
継続的なADL調査などは行われていないのだろうか
もしあれば、どういう風にADLが変化するかを
リハビリを売りとする老健としては是非とも知りたい

FIM計測


丁度、周辺特養への転所が数件続く
同じ場所へ1名では無く多数が移動することで
ADL変化のデータとしては多くのサンプリングが出来る


以前より
老健より特養へ移るとADL低下の心配が為されていました
それは転所後訪問したりすると
多くのスタッフが口にするからです
それがタマタマなのかそれともリハビリ対応時間などが関連してるかは
母数が少ないと何とも判断しにくいケースがあります

転所前の詳細なADL状態をFIMなどを駆使して
実際転所後、3か月後訪問すればどう変化しているかを客観的に見てみようと
考えています

追跡調査の種が少ないのも業界がサービスごとに分断される良くない部分です

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老健が自信をもって、
「在宅復帰が困難で特養へ行かれるのは良いが、ADLは一気に落ちちゃいますよ いいんですね」と
言えるかどうかはすごく大事なことだと思います
もちろん要介護度や疾病なども鑑みてのことですが…


家族本位のケアなのか、利用者本位のケアなのかを再考させられます

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