梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

BPSD

2008年12月03日 | さえずり
ご存知でしたか?BPSD
「認知症の周辺症状」には徘徊・攻撃・暴言・暴力・拒絶・収集…等の
行動障害と興奮・幻覚・妄想・せん妄・不安感・鬱状態・不眠等の精神症状が有り、
これらの症状は認知症の6割に出現、本人だけではなく介護する側にも
大きな苦痛や負担を伴います。
これらの症状は「BPSD(behagical and psychological symptoms of dementia)」=「認知症に伴う行動障害と精神症状」と総称され積極的にアプローチし、軽減を図る事が望ましいと言われ、老化現象・心理的、社会的不安・疾患・認知機能の障害による精神的不安定介護する側の不適切なケアや環境等が起因するとも言われています。性格や生活環境対人関係等により現れる内容や症状も異なります。
「BPSD」の特徴は認知症の中期(混乱期)に頻繁に出現、半年~1年で内容が変化しますが適切なケアにより数ヶ月で治まる事もあります。
例えば施設からGHへ生活の拠点が変わる事で今迄の「BPSD」が消失したと言う事はよく聞かれるケースです。「BPSD」にはその人に合った適切なケアと環境が大切です。

次回改定では認知症にもスポットが当たるかと期待しています
ケア・スポット梅津では40床の認知症棟を有していますので
そこで頑張っているスタッフも動向に注視しています
データでは認知症関連サービスの増加は横ばいとの報告もあります
でも30年後には倍増するのですから早期に準備が必要かと思います
そうした先駆的ケアを担えることになります

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