梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

これからは…

2012年04月04日 | さえずり
良く介護業界の人で
「これからは在宅よ」なんて判ったようなことを言う人を見ます

まあ、確かに厚労省などの方向性はそうだろうけど
事業として考えればどうなのかということにまるで責任感が無い発言

在宅サービスは
前年度比で30%のサービス量増加と言われています
この数字だけ見れば。「ほら、やっぱり在宅でしょ」って…

ここが業界自体のコンペテイション意識の欠落と言われる所以
共助・互助の精神と経営精神が混同されるのです

経営側からすれば30%増えるということは
それだけ競争力を付けていく必要があるし
競争によるサービスの取捨選択が始まるということ
介護施設などでぬるま湯運営している人ほど
「これから在宅ね」なんて他人事発言

エリアによっては
過剰サービス密集エリアもある
知人が開いた通所サービスもそんな過当サービスエリアである

零細な事業所が
都心部でコンペテイションで勝ち抜くには
余程の特徴や差異を有さないといずれ息切れすることでしょう
逆に郊外でマーケテイングした上でやる方が勝算があるように思います

これから在宅としながらも
選択されるサービスの質は問われることなく
使えるか、使えないかで終始するケアマネが殆ど
市場原理と家族意向がそうさせていて
利用者本位はどこかへ消えている
7~9デイサービス
本当にそれだけ必要ですか??ってのと同じ


在宅のマーケットが増えていくことを前提で30%増加でしょうが
一律に増えていくものでもない
伸び率が無いエリアでは1/3の利用者が減るということにもなる

こうした在宅競争力を有した事業所になるには
やはりスピード感ある早い展開と的確なサービス提供
そして数をつくるという信念も忘れてはいけない

最新の画像もっと見る

コメントを投稿