梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

家族説明会

2012年04月05日 | さえずり
(一部訂正有)

ケア・スポット梅津では昨日、家族説明会を開催いたしました

私たちも参加してきた説明会で明確なモノを持ち合わせていない中ですので
半ば見込み発進と言うことも言えます
もちろんその旨はお伝えしての開催です

詳しくは後日ホームページでご覧下さいなんて言えませんからね…(笑)


「改定でサービスはどうなるの?、老健は?」

こうした説明が私たちには求められます
改定の責任にするのは簡単ですが、新制度の中での処世術みたいなものを
少しでも伝えていければと考えています



私自身も久しぶりな講師
生の空気感を感じながらお話をさせていただきましたが
中ダレする部分や関心の高い部分は
話をしながら十分体感できました





皆さんが関心を示されたのは在宅復帰に向けた老健が増える可能性が高いということ
私たち業界人で言えば21単位とか「在宅復帰・在宅療養強化型」って言い方ですが
細やかに話すとかえってややこしくなる場合がありますので
今回はこういう表にまとめてみました


老健は将来二極化する

あくまで将来ということ、この半年間は厳密には3種類の老健が存在するだろうということ

A 今までも在宅復帰で30%以上実績あり老健
B 通常老健であり、今までと変わりなく運営されるであろう老健

で、注目するべきは

Cタイプ老健
在宅復帰老健として報酬を算定するための準備に取り掛かろうという老健群

AとC老健は、入所時の在宅復帰の可能性や中長期ケアの方向性が
ある程度見えていないと入所はし辛くなるのではと予想されます

今までのように老~老をしていこうと考えるなら
Bタイプ老健を探していくことになる

ただ、C群は半年間の実績をコンプリートしなければ算定加算は出来ないため
いくつかは途中で脱落すると考えています
一度挑戦はしてみようというグループです


この半年は
A群とC群にどういう老健が分類されるかということを
私たちをはじめ、利用者、利用者家族、居宅なども見ていくことが必要です

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この説明を通じて利用者の方が知りたいと思ってらっしゃるのは
ABCはそれぞれどういう老健か?ということ
具体名称で知っておきたいということだろう

改定説明を通じて
利用者側のニーズと報酬誘導型の制度改定に関しての国からの説明不足感を
感じざるを得ませんでした
市町村窓口で声高に叫んでもおそらく誰もきっちりした説明は行えないのではないでしょうか

「利用側の思いと逆行する報酬誘導型の在宅復帰」

こんな批判は3流だと思う
今まで老健がじゃあちゃんと在宅復帰他に取り組んできたかと言うことを
検証しなければならないからである
幾度とチャンスがあった中、老健の機能と役割を利用者ニーズを盾に
流してきたのは現実である

逓減制の復活は無いでしょうが、形を変えての逓減性は前回の短リハ3か月の改定時から
読み取れていたわけです
利用期間に応じた報酬単価ではなくて体制に応じた加算、減算と言う手法に変わって来ているだけです


この流れからすれば
次の改定の2015年はより厳しい内容となるだろう

先ほどの表でB、またはCながらAに届かなった老健の単価は…


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ここから先はツイッターで呟こうと思いますが
じゃあ、10/1以降のAとBの比率はどうなるか??ってこと

A<B なら Aは在宅利用者のケアを手厚くしないとBから入所案内が一ヶ月以内に届くことになりますよね

A群の算定崩しとも呼べる現象が起こらないとも言えない

B群老健は緊急ショート改め、緊急入所老健として地域に売り込めるし
どこか不本意な思いで在宅へ帰った方々がいらっしゃるのであれば
このA群算定崩しは広まるだろう




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A群、C群はこうした退所者の数値把握と供に在宅でのケアも充実させていかなくてはならない
利用者の皆さんの「実は…」の…が本当に在宅療養希望かどうかということ

算定届は数字の記載で算定要件は届け出れる
実際に退所した利用者の追跡をどのように行うか?
ブラックボックスなエリアと感じます
ゆえに年末に向けた不正受給老健が増えないことを切に願うばかりです

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