梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

相談系の落ちる罠

2013年03月30日 | さえずり
ケアマネ・相談員は時間単価をどれだけ意識して業務にあたっているでしょうか?
生産性や一人当たり売り上げと言う見方が評価されにくい仕事でもあります


老健100名で概ね3か月を利用期間と置けば
毎月30名の方の在宅復帰と入所相談にあたるということ

30×2=60名の対応を
勤務日数21日/月、7.5時間の当会なら行うことになる

ケアマネ・相談員一人あたりの
一か月の持ち時間は157.5時間

その中で60名の対応をするとなれば
1名当たり2.6時間となります
年中相談ばかりではありません
移動や記録、電話応対を考えれば
おそらく2時間も無いのが現実です

1ケースにこれ以上をかけると結果
他のケースを放って置くという絵になります
これが私の言う罠
多少の優先順位はあるにしても1ケースにどこまで介入するか?は
個人差がある
もっと言えば、社福、医法でも厳密には微妙に異なるべきに思います

援助の手を延々差し伸べて結果が出ない...
福祉に有りがちな話


営業と福祉のボーダーはこんな時間単価で見ることで
クッキリ見えてくることがあります
時間を掛ければ良い結果になるとは限りません
結局は”決めれない”だけ

その決めるという作業は
時に利用者には残酷な言葉となるでしょう
でもそれが出来ないなら相談関係はしない方が良い
双方が不幸になります

最新の画像もっと見る

コメントを投稿