梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

第三の道

2010年06月10日 | さえずり
消費税を10%にして、その財源を社会保障に回す
そして成長分野の一つである「介護」を活力ある分野に…

たしかに消費税目的としてはナルホドな感ですが
そうした税を介護に回して経済財政の起爆剤となるのでしょうか
個人的には疑問

収入の天がある程度決まってしまう報酬制度で
仮に報酬単価を上げても、それは借入金の早期返済他に回されてしまう
可能性も否めないし
今回の処遇改善のような手間のかかることを
継続的にするのも事務作業軽減という観点では??

~介護の世界で第三の道となると~
消費税を社会保障費に回すと同時に
医療法人での業務範囲も規制緩和出来ると良い
また、法人税の見直し、または税制優遇法人義務の厳格化も期待したい
同じデイケアでも社福と医法で同じような要介護利用者をケアするのは
俯瞰で見ると疑問
税制優遇法人なら社会的弱者のセーフテイネットとしての約務を
もっと果たすべきである
老老介護、DV、緊急利用、介護拒否、経済困窮者など社福などが
まずはしっかり受け入れていくべきなのではないだろうか
また地域の社協など補助金が有る場合、そうした施設の建物や土地代が
無償なのも驚く
ここも改善が必要なのではないでしょうか
社会保障費が増えるのなら、受け入れ側の整備(不公平感)も行なって欲しい

第三の道を行く際に
私たちも普段何気なく感じる疑問をしっかり伝え
改善できる点は改善できるように発信しないと
やれ法律で…という既得権化したおかしなケアが蔓延します

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