梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

サ高住

2013年05月08日 | さえずり
サ高住と略して使いだしたのは当ブログが走りです

そんなサ高住も最近では良く名前を聞くようになりましたが
医療系担保の有無が実は重要なことです

少子高齢化で学生マンション運営の民間株式会社が参入するケースやホテルやマンション建設会社までもが
こぞって参入してきています
私はこれらをデベロッパー系(通称:デベ系)と呼んでいます


デベ系が雨後の竹の子状態なのは

「何故でしょう?」

シルバーマーケットの旨味と補助金が深く関係しています
だから、事業展開するなら

「今でしょ」ということ

マーケットというと聞こえは良いですが利益を産まないと判断されればすぐにすたれるのがマーケットでもあります
年補助金など消えればこの様なことは落ち着きを取り戻すことでしょう

今がサ高住建設のピークです(新たな補助金でれば別ですが...)

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サ高住を検討されてる方、介護施設凍結の枠が緩んでいるのはご存知でしょうか?
京都でも床数など微増での検討が為されてたりしています

サ高住がここまで増えてた背景は介護施設の新規建設が見込めないというのが前提でしたが
この基盤が崩れるとサ高住は敗退するしかないでしょう
胡散臭いコンサルに乗って
地域における介護計画を見誤らないように!
消費税、介護保険料支払年齢見直しなどが実現していく中で
介護施設の新設も可能となるかもやなのです


ただ、やっぱり何と言っても国は在宅へ向かわせたいのが本音
介護施設を造ってしまうと毎年多くの公費が使われるのも事実
それなら、補助金で民間の資金活用でサ高住を建設させて
そこへ外付けサービスをあてがう方が効率的と読むのが正解な気がします
ハード、ソフト共になるべく公費を使わない工夫...

サ高住って略して判り難いけど、いっそ、シルバーマンションと呼ぶ方が判りやすい
管理人と言う介護資格者が常駐という訳です

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サ高住の”サービス付き”は何のサービスかということも利用者からは不明瞭ですね
外付けサービスのサービスはオプションサービスだから
本来の賃借権に付帯するサービスと言うのがどういうものかを精査していかなくてはなりません
この辺りの知識をケアマネが十分に有しているかと言うと疑問です
だからサ高住は不動産の仲介会社などでも扱われる商品になるのです

民間は見せ方が上手です
サ高住における付帯サービスの質を含めた検証を誰がするんだろうか??と


介護サービスだけに特化したプランをする時代は終わり
フォーマル、インフォーマル含めた
ケアプランからライフプランを見渡す見識が求められていきそうです

時には
FP(ファイナンシャルプランナー)、司法書士、銀行、生命保険会社などと共に
その方の、リアルな『終活』をプランニングする中心にケアマネがいなければならなくなるかもしれません
サービス担当者会議の枠を拡げた気持ちで臨めるかどうか??
個々の手腕に拠るところが現状です

こうした地域の社会資源を活用できる準備を進めながら地域包括ケアとの着地点を探る作業を
いろいろな研修やつどいを通じて行っていこうと思います
地域の社会資源はまだまだ蚊帳の外、外野裏にいます
ただ彼らも虎視眈々と商機となるシルバー産業への参入を考えてるのは間違いありません

利用者、事業所、社会資源  三方良しとなる枠組みを構築していくのが2015年までの私自身の宿題です

デベ系の皆さん、また勉強会やセミナーで語りましょう  元デベ系事務員より

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