中学3年クラスの班の班長になる
修学旅行とかの話し合いをしたり、みんなバラバラな意見ばかり、ストレスが溜まる
帰宅後、修学旅行の事で女子に聞きたくて同じ班の女の子の家に電話をしてしまった
携帯がない時代、電話をすると誰がでるかわからない、大概は親がでてくる
「すみません、修学旅行の事でEさんと話したいのですが、、、」
渋々かわってくれる親
それから、半年間くらい毎日、公園遅い時間にまるまで二人で色んな事を話した
学校ではほとんど会話もしないけど、この時間だけは唯一1日で楽しい時間だった
俺より背が高く色白で、笑顔可愛く
気持ちを伝えると壊れてしまうと思い伝えることはしなかった
Eちゃんの気持ちを聞く事もなく
ただ、楽しい時間が過ぎてった
成人式の時、再会できた、あの時のままで
可愛い笑顔で、、
その時も何も聞かず、、、何も伝えれずに、、
成人式の夜、Eちゃんの自宅に行く事にした
Eちゃんらしいシルエットが後ろ姿は、、
大きい声で呼んでみたら、、
振り返った人は、、Eちゃんの母親だった
恥ずかしくなってその場から逃げた
あれから、だいぶたちました。
きっと笑顔の可愛いお母さんになってると思います。
どこかで見かけたら、その事をいつか聞いてみたいと、、
想いを告げず…ってところがキュンと。