にゃんこ日和

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チャーミングの病気の前後に

2024-11-13 17:26:29 | 日記
チャーミングの心筋症が判明する前後にあった私に関すること

チャーミングの病気が判明するより
遡ること1か月前
4月中旬 私は毎年恒例の人間ドックを受けていた
そして約1か月後 チャーミングの心筋症が判明したのとほぼ同時期に
私の健診結果が自宅に届いた
開封すると
腎機能が異常値になっていて
3か月後に再度検査を受けるようにとの
医師の所見が書かれていた
これまで毎年人間ドックを受けてきたが
腎機能で引っかかることは一度もなく
昨年と今年で何か違うことって
何だろう?と考えた時に
ある漢方薬だと気付いた
昨年夏頃からダイエットの為に
近所のチョコザップに入会し
と同時に防風痛聖散という
漢方薬を一日三回食前に
服用していた
この漢方薬は食物に含まれる油分を吸着し体外に排出する働きがあるという痩身効果が謳われていた
運動と漢方薬の併用で
短期間に楽して痩せようと目論んだのだ
色々考えてみたが
これ以外には怪しいものは
見当たらなかった
そこで直ちに服用を中止し
宅配の生協を通じて
定期購入をしていたのだが
そちらも直ちに解約した
そうこうしているうちに
チャーミングの心筋症発症
たった二週間の闘病生活で
チャーミングはアッという間に
旅立ってしまい
私は毎日毎日一升くらいの涙を流し
ペットロス沼に落ちた

実は
チャーミングが転院することになった前日
私はチャーミングとある約束をしていた
酸素室に入ってリラックスしている彼の手をとって彼の目を見てこう言った
チャーミング世界で一番大好きだよ
チャーミングとはずっとずっと一緒だからね
チャーミングが天国に行く時は
お母さんも一緒に行くからね
だから絶対にお母さんも連れて行ってね
一人で行っちゃダメだよ
必ずお母さんも一緒に連れて行くんだよ
大好きだよ
と何回も語りかけた

実際にチャーミングが亡くなって
私は自分自身が崩れ去りそうな感覚を味わった
魂は枯葉ほどの重さもなかった
もうこの世から消えたい
生きていくのが辛すぎると思った
お腹も全く減らなかった
無理矢理何かを食べても
まさに砂を噛むという表現通り
味も感じないし
全く美味しいとも思えなかった
もう自分は終わりだと思った

チャーミングが亡くなった翌日は
仕事などできる状態ではなく
会社を休んだ
その4日後、出勤日の予定だった
が、38℃の熱が出た
まだコロナのこともあり
熱が出たら会社は休んで
コロナの検査を受けなければならなかった
近所のクリニックへ行き
コロナとインフル両方の
簡易検査を受けた
どちらも陰性だった
ただの風邪らしかった
猫が死んで
身も心もボロボロで
もう死んでしまってもいいと思えた
生きていても
ペットロス地獄があるだけ
全く食欲もなかったが
夫が用意してくれた食事を
要らないというのも
可哀想なので
無理に食べた
その時、夫に
私はもう生きてるのが辛い
このまま弱って
チャーミングの待つ
虹の橋に行きたい
行ってもいいか
と聞いた
すると夫は
行かないで欲しい
と言った
涙が出た
夫も愛猫が死んで
かなり参っていた
私より鬱症状が重そうにも見えた
きっと
私が今死んだら
この人は
本当に可哀想なことになる
そう思った
ベッドに戻り
天井に向かって
チャーミングに詫びた
ごめんなさいチャーミング
お母さんは
あなたと約束したのに
今は一緒に天国に行けない
お父さんが可哀想だから
お父さんを置いて
天国に行けない
本当にごめんなさい
一緒に行くって約束してたのに
ごめんなさい
先に天国に行っててね
必ずお母さんも行くから
ごめんね
チャーミング
その時が来たら
必ず迎えに来てね
そしたら
ずっと一緒だからね

何度も何度も詫びた

熱は翌日には下がった

それから暫くして
健診結果の医師の指示通り
再度腎機能を調べる為
近所のクリニックで血液検査を受けた

1週間後、結果が出た
腎機能は正常値に戻っていた

クリニックの医師には
思い当たるのは
この漢方薬です、と
その袋を見せた
医師はそれを見て
今、世間を賑わせている小林製薬の紅麹もそうですが、サプリメントと呼ばれるものは薬事法の縛りを受けていません。
どういう成分でどういう製造工程を経て作っているか、わかったものではないんです。
あと、漢方薬も巷に溢れていますが、
漢方薬として医師が責任を持って処方できるのはツムラの製品くらいです。
あとの漢方薬と銘打ってるものは、かなり怪しいものもたくさんあるんです。
と言われた。

春の健診で腎機能に異常値が出て
特に治療はしていなくて
でも、腎機能は正常値に回復した。
やったことと言えば、
それまで服用していた漢方薬と呼ばれるものを飲まなくなったこと。
明らかに、その漢方薬が原因だったってこと。
だけど、
タイミング的に
余りに出来過ぎている。

チャーミングの肥大型心筋症発症
私の腎機能に異常値
がほぼ同時期に判明

チャーミング亡くなる

私の腎機能回復

昔、聞いたことがある
猫が飼い主の不調を引き受けて
亡くなるという話

チャーミングは
私の腎臓の悪い部分を引き受けて
亡くなってしまったのかもしれない

そう思うと辛い

一人で逝かせて

でも
必ずまた会えるからね

絶対に
絶対に
また会えるからね

もう2度と離さないからね

愛してるよ
チャーミング







チャーミングの病気予兆

2024-11-13 15:15:48 | 日記
チャーミングの病気について今思うこと

夫も私も猫を飼うのは
初めてだった
ネットなどで多少の予備知識は
仕入れていたが
チャーミングが肥大型心筋症を
発症するまで
無頓着、知らずにいたことが
たくさんあることに気付いた
肥大型心筋症は
特定の猫種において
若年齢での発症が多く報告されている
スコティッシュフォールドは
好発品種だった
肥大型心筋症は一度発症すると
完治することはない進行性の病気
発症前に発見できれば
投薬や経過観察によって
猫の寿命近くまで生きられることもある
その為には
様子がいつもと違う
何か少しでも違和感を感じたら
すぐ病院へ連れて行く
これに尽きると思う
チャーミングが病気を発症する前に
何か引っかかる出来事があったか、
考えてみるといくつかの
予兆はあったように思う

もう何年も前のことだが
おそらくまだ子猫時代だったか?
結構激しくジャラシで遊んでいた時
突然遊びをやめて口呼吸したことがあった
後にも先にもチャーミングが口呼吸するのを見たのは、その一度きりだったが
やはり元々心臓の動きが良くなかったのかもしれない
その後、カシャブンなど大好きなオモチャでも、ある程度遊ぶとへたりこんで遊ぶのをやめてしまうことが度々あった
スコティッシュフォールドは運動量が少ないという定説がある為
元々あまり運動が好きではないのだ、と過信してしまっていた
心臓が悪いからあまり動きたくないのかも?とは考えなかった

チャーミングが病気を発症する前年の夏、7月から8月にかけて
チャーミングの顎ニキビがなかなか治らなかった
チャーミングは数年前にも顎ニキビになったが、薄めたイソジン液で拭くなどしていたら1週間ほどで治った
しかし、去年の顎ニキビは1か月以上続いた
これはきっと心臓病により免疫力が落ちていたからだと思う

チャーミングは毎年誕生月の1月に健康診断を受けていた
今年も同じように血液検査のみを受けていたが、初めて尿糖がプラスとなった
しかし、医師の見立てでは
ストレスでも起きることなので
様子見でいいでしょう、何か気になることがあれば早めに受診してください、とのことだった
今になって思えば
これが最後通告だったんだと思う
この時、心エコーやレントゲン、詳しい血液検査をしていたら早期のうちに心筋症を発見できたかもしれなかった
今頃まだチャーミングは生きていたのかもしれない


そして亡くなる2カ月くらい前から
ウェットやカリカリご飯を残すようになった
チャーミングは、過去にもずっと同じものを食べさせていると食べ飽きて、食べなくなることが何回かあった
今回もまたワガママが始まった、と思い
フードを少し変えたり創意工夫していたが、変えても余り食べてくれなかった
その割にちゅーるや、おやつ系のカリカリは喜んで食べていたので、単なるワガママだと思ってしまっていた
ご飯を残すようになって体重も少し減っていた
やはりこの時点で病院に連れて行くべきだった
動物がダイエットなど考えるはずもなく原因不明の体重減少は
病気のサインなのだ

チャーミングは、5月の中旬に心筋症と診断されたが、ゴールデンウィークの頃、夫が寝ているチャーミングを見て、
寝ている時にあんなにお腹がペコペコ動いてたっけ?と言っていた
私は動いてなかったっけ?と返答した
毎日見ているとなかなか変化に気付かないが、きっと、以前よりもペコペコ動いていたんだと思う
きっと肺水腫が始まって少し呼吸が苦しかったんだ、、、
本当に鈍感な飼い主でごめんなさい

それから
これも病気が判明する直前くらいだったか
トイレを失敗したことがないチャーミングが2回トイレを失敗した
トイレの枠の外側にオシッコをしてしまったのだ
普段トイレを失敗しない子がトイレを失敗するのは、やはり危険なサインなのだ

今思うと
病気を知らせる僅かなサインは
1年近く前から出されていた
それを警告として受信できなければ
病は進行してしまう

猫飼い初心者だからという言い訳は
許されるものではない

もう同じ過ちは絶対にしたくない

今いる子たちは
少しの違和感でも感じたら
すぐ病院へ連れて行こう

健康診断もただのイベントではないのだ
些細と思われるものでも
違和感を感じたら
精密検査を受けるべきなのだ

もう後悔はしたくない





チャーミング最後の2週間

2024-11-13 12:49:00 | 日記
私の命よりも大事な猫
2024.5.29に
天に召されてしまった
愛猫チャーミングの
最後の二週間を
忘れない為に書いておこうと思う
2024.5.15
前日夜からチャーミングが
オシッコをしていない気がして
気になって午後から
A動物病院に連れて行く
診察室に入ると恐怖で固まって
診察台の上で伏せの状態で
大人しくしているのは
いつものことだった
しかし、
チャーミングの顔を見た医師が
お鼻が紫色している。呼吸も荒い。
気になるので血液検査の他、レントゲンを撮ってもよいか、と聞いてきたので
お願いします。と返答した
オシッコが出ていないのが
気になっていたので
気がつかなかった。
暫く待たされた後、
診察室に呼ばれた
医師は肥大型心筋症の疑いがある、と言った。
肺水腫を起こしていると。
猫に多いと言われる腎臓や尿路トラブルのことばかり気にしていたので
心筋症なんて思ってもみなかった。
医師からは
肺水腫を起こしているので
心筋症としてはかなり進行してしまっている。
余命は余り長くないだろうとも。
オシッコの方は
膀胱にオシッコは溜まっていないし
腎臓の数値も悪くないと。
強心剤と利尿剤を処方され帰宅。
直後、チャーミングはトイレに入って血尿をする。
再度A動物病院へ。
念の為、二週間効く抗生剤の注射を受ける。またしてもチアノーゼを起こす。
A動物病院の医師からは
胸水の原因はおそらく心筋症が原因と思われるが、癌が原因の場合もある。
詳しい検査をしたいなら
横浜の専門の病院を紹介する、と言われる。
しかし、車で10分程度の動物病院に行くのにチアノーゼを起こしてしまう子を
どうやって車で1時間近くかかる横浜まで無事に連れて行けるのだ?
横浜の動物病院まで連れて行くのは不可能だと思い断念した。
しかし、本当はこの時に
横須賀市内でも
猫の心筋症を多く診てきた動物病院を
必死で探すべきだった。
A動物病院では無駄な二週間を
過ごしてしまった、、、。
2024.5.16
医師から勧められたレンタルの酸素室が
家に届く。
処方された強心剤と利尿剤を朝晩飲ませる生活になる。
最初は酸素室に閉じ込められるのを
嫌がっていたチャーミングだったが
酸素室内では呼吸が楽なことがわかったようで、ご飯やトイレに行く時以外は
自ら酸素室に入るようになった。
時々、階下の寝室の窓の側に置いてある
Amazon の段ボールに入っていた。
午前中だけ日が差し、午後は日が陰るこの場所はチャーミングのお気に入りだった。生け垣に来る小鳥や虫を眺めることができたからだと思う。
ご飯はカリカリもウェットも余り食が進まないようだったが
チュールやおやつ系のカリカリは
割と喜んで食べた。
ネットで九州にある漢方薬局に相談した結果、肺水腫を起こした猫の心筋症治療は、まず肺の水を一刻も早く無くすことが先決だと言われた。
心筋症の治療に詳しくないと感じる
A動物病院の医師に不信感を持ち
B動物病院にセカンドオピニオンして貰うことにした。
B動物病院は、横須賀市内で猫の心筋症治療の症例を多く扱っていた。
2024.5.28
転院したB動物病院で血液検査、エコー検査、レントゲンなど一通りの検査をし、肥大型心筋症でほぼ間違いないこと。心筋の肥厚はまだそれ程酷い状態にはなっていないので、まだ治療できる余地はあるとの説明を受けた。また、A動物病院で処方されていた強心剤は通常は犬に処方するものだということ、利尿剤も弱すぎると、、、。
最初からB動物病院に通っていたら、と本当に悔やまれた。
まず肺水腫を改善することが一番先にやらなければならないことなので、入院することになるが大丈夫ですか、と聞かれ
お願いします、と即答した。
夫も私もこの時は
チャーミングは肺水腫を治して
通常通りの生活ができる位に
回復して退院できる、と信じていた。
2024.5.29
午前中ジムに行き帰り支度をしていると、夫から携帯に電話が入った。
すごく嫌な予感がして電話に出た。
動物病院から夫の携帯に
今朝からチャーミングの容態が悪くなった。すぐ病院に来れますか?と
連絡が来たという。
急いで帰宅した。
服を着替え、夫の運転で動物病院に向かった。
15分くらいで病院に到着。
チャーミングは集中治療室のような場所で診察台に横たわり、酸素マスクをあてがわれていた。
ぐったりと横たわっていたが
目は開いていて
チャーミング!と呼びかけると
瞬きをして反応した。
肉球を触ると体温が下がっているのがわかった。
夫と二人で必死で声かけをした。
偉いね、とか 大好きだよ、とか
元気になっておうちに帰ろう、とか
プラスになることだけを必死で
呼びかけて
身体をさすり、肉球を手で包んで温めると、チャーミングの心拍数や血圧は安定してきた。
その様子を見て、医師は
少し状態が落ち着いてきたので
ひとまず酸素室に戻しましょう、と言った。
診察台から酸素室にチャーミングを移した直後、それまで診察台で力なく横たわるだけだったチャーミングが突如4本の脚で立ち上がった。しっかりと立っていた。
そして、私の顔を見て2回鳴いた。
しっかり目を見開いて。
私は駆け寄ってなだめようとした
次の瞬間、嘔吐くような仕草をしたチャーミングは前のめりに倒れ、そのまま動かなくなった。
私は、呼吸していない!呼吸していない!と絶叫した。
医師がとんできて酸素室からチャーミングを運び出し、診察台に乗せ心臓マッサージを施した。
10分以上心臓マッサージを続けてくれたけど、チャーミングは2度と戻ってこなかった。
入院して18時間くらいしか経っていなかった。
まだ6歳と4か月。

超ビビリで病院が大嫌いなチャーミングだったから長居したくなかったのかもしれない。
酸素室に戻された時、私に向かって何て言ったんだろう。
きっと、僕をここに置いて行かないで!
僕を連れておうちに帰ってよ!って訴えたんだと思う。
それを考えると身を引き裂かれるくらい辛い。
あの時、医師に酸素室には戻さないでください。酸素マスクは私があてがっていますから、どうかこのままチャーミングを安心させて逝かせてあげたいので、このまま見守らせてください。
そう言えば良かった。
一番後悔している。
酸素室なんかに一人取り残されて置いて行かれるのは嫌だったよね。
心細い思いをさせて本当にごめん。
ずっと撫でていて欲しかったんだよね。
きっと最後の力を振りしぼって
訴えたんだと思う。
それで力が尽きてしまった。
心臓が止まってしまった。
わかってあげられなくて
本当に本当にごめんなさい。

私は、虹の橋の話を信じている。
私が死んで彼岸に渡る時は、
私の愛しいチャーミングは
必ず迎えに来てくれる。
チャーミングは抱っこが苦手だったけど
次にチャーミングに再会した時は
ぎゅうっと抱きしめて
絶対に君を離さない。
爪を立てて暴れても絶対に離さないよ。
2度と離さないよ。
会いたいよ。
触りたい。
匂いを嗅ぎたい。
声を聴きたい。
大好きだよ。
私のチャーミング。
ずっとずっと大好き。