本が趣味と言うと、聞こえはいいけど。買った本を捨てられず、溜まりに溜まっていくのがオチだった。買っていくのに捨てていない。ま、蔵書のメタボ状態。
そこで、蔵書をリストラするという挙に出てみた。「もう一度読む気があるか」を尺度に在庫の棚卸と選別をやってみる。「あっ、そういえばこんな本があったんだ」という発見だらけ。
で、写真のような本も出てきた。故カール・セーガン博士の「COSMOS」。アメリカではTVが先で書籍化が後になった。生命の誕生や地球外生命体について興味深く記している。宇宙に関する報道が多い今、とても新鮮。
渡辺淳一「新釈・からだ事典」。作家でありながら、医学博士の面目躍如。医学書とは一味も二味も違う。何よりわかりやすい文章がいい。
そして、今話題の村上春樹の「ノルウェイの森」も上・下で揃っていた。文庫化された91年に読んだきり本棚に眠ったまま。改めて読み返してみると。登場人物のキャラが尋常ではない。精神的に病んだ人々を通して、自分の今の生きかたが際立つという。一般人にありえない設定に意味があるようだ。
映画化されクリント・イーストウッド主演で話題となった「マディソン群の橋」。形からいえば「不倫」になってしまうが、中年の恋愛にしてはドロドロしたところが全くなく。読んでいているうちに、こちらの心がどんどん洗われていくのがわかる。
とまぁ、意外な発見があったりして。読む気のないものは、なんとかオフ行き。残った本は、人事異動。つまり、棚を移動させて同じ作家で揃えたり、ジャンル別に揃えなおす。結局、読みたい本だけが残って、どこにあるかもすぐわかる。今後、これらの本をもう一度読み直して。新しい本を1冊仕入れたら、1冊以上を捨てるというリストラを続行していくのだ。
そこで、蔵書をリストラするという挙に出てみた。「もう一度読む気があるか」を尺度に在庫の棚卸と選別をやってみる。「あっ、そういえばこんな本があったんだ」という発見だらけ。
で、写真のような本も出てきた。故カール・セーガン博士の「COSMOS」。アメリカではTVが先で書籍化が後になった。生命の誕生や地球外生命体について興味深く記している。宇宙に関する報道が多い今、とても新鮮。
渡辺淳一「新釈・からだ事典」。作家でありながら、医学博士の面目躍如。医学書とは一味も二味も違う。何よりわかりやすい文章がいい。
そして、今話題の村上春樹の「ノルウェイの森」も上・下で揃っていた。文庫化された91年に読んだきり本棚に眠ったまま。改めて読み返してみると。登場人物のキャラが尋常ではない。精神的に病んだ人々を通して、自分の今の生きかたが際立つという。一般人にありえない設定に意味があるようだ。
映画化されクリント・イーストウッド主演で話題となった「マディソン群の橋」。形からいえば「不倫」になってしまうが、中年の恋愛にしてはドロドロしたところが全くなく。読んでいているうちに、こちらの心がどんどん洗われていくのがわかる。
とまぁ、意外な発見があったりして。読む気のないものは、なんとかオフ行き。残った本は、人事異動。つまり、棚を移動させて同じ作家で揃えたり、ジャンル別に揃えなおす。結局、読みたい本だけが残って、どこにあるかもすぐわかる。今後、これらの本をもう一度読み直して。新しい本を1冊仕入れたら、1冊以上を捨てるというリストラを続行していくのだ。