なんとまぁ可愛らしい。今でも通用しそうなデザイン。1966年製2シーターの小型スポーツカー「トヨタスポーツ800」。
パブリカがベースで部品も多くを流用している割には、印象がまるで違う。これがパブリカ。
モノコックボディを採用し、超軽量空力ボディのおかげで総重量が580kg。ちなみにサイズは全長3580mm×全幅1465×全高1175。
790cc空冷水平対向2気筒OHVエンジン搭載。
リストアされた外装はまるで新車のよう。機関系のリストアはこれからだそうで。
着脱式のトップは、タルガトップの先駆け。
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もう1台は精悍な印象のイタリアの2シーターミッドシップ。1989年製ベルトーネX1/9(エックスワンナイン)。フィアットX1/9が1892年製からベルトーネのネーミングに変わった。コンパクトカー、フィアット128がベース。X1プロジェクトの9番目X1/9がそのままのネーミングで。
1.5L 直列4気筒SOHCエンジンをミッドに搭載。
ベルトーネのエンブレム。ボンネット正面。
ホイール。
こちらもタルガトップ。
この内装はカスタマイズされているはず。WRCラリーに参戦したタイプもあるので、それに準じているのかも。アバルトのサソリがいる。
一番右のタコメーターがふつうのクルマと逆になっている。回転数が上がると時計と反対まわり。
私も昔の一時期、とてもこのクルマに魅了させられた記憶があって。トヨタMR2は、このクルマにインスパイアされたのではないかと思っている。
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そろそろ1月の東京オートサロン2014のデジタルチケットを確保しなければ。12月3日にあったホンダレーシングサンクスデーの際には、優良席を見事に獲り逃した苦い経験。気づいた時には完売だった。