東武鉄道の北限、新藤原駅まで行って下今駅に戻ってみると、「SL大樹ふたら」の列車組成が既に終わってスタンバイしている。先頭はJR北海道から借り受けたカニ目のC11機関車207号機。
↓マークに描かれているのは男体山と男体山のシンボル。白いふたらの文字は雲をモチーフにしたもの。
↓補機を務めるのは、DE10形機関車。北斗星色の1109号機。
↓いったん引上げ線へバック
↓折り返して2番線へ入線。
↓北海道は濃霧が多いためカニ目。煙突には回転式火の粉止め。連結器の下にはスノウプラウを装備した北海道仕様。ホースは1本。
↓昨日は運行パターンB。下りは「SL大樹ふたら71号」として下今市駅を出て東武日光駅へ。東武日光駅で折り返して下今市駅へ戻り、さらに鬼怒川温泉駅へ向かうルート。私が乗るのは下今市駅から東武日光駅の7.1キロ。
↓右上には列車無線のアンテナ。後部も2灯式のカニ目。
↓客車はJR四国から譲り受けた3両。1号車と3号車が14系。真ん中2号車が12系客車を改造した展望デッキ付のオハテ12。窓が開くように改造されている。
↓ホームで指定席を買い求めて2号車へ。座席数64席。ボックス席に大きなテーブルも付けられ、団体で利用しやすいように改造されている。
↓展望デッキはこう。誰でも利用できる。
↓展望デッキの天井。
↓ちなみに3号車のオハフ15の内部はこういう座席。窓は固定。
↓チャリ~ン、チャリ~ン。発車3分前、ホームにステーションベルが鳴り響く。
↓SL観光アテンダントの女性の姿が見える。この方から指定席券を購入。
↓展望デッキの脇をスペーシアが走り抜けて行く。
↓東武日光駅へ向けて発車
↓沿線の方々の”おもてなし”も名物。お仕事の手を休めて、大樹のうちわでエールを送ってくださっている。
この後、展望デッキからの走行風景をお届けする予定。
SL撮影のために私有地に入ってしまうマニアの方もいて、東武鉄道側も頭を痛めているようだ。
続く。