通い猫ＩＮＴＥＲＬＵＤＥ--今日のノンちゃん

物語は、本日はお休み。

実は今日ノンちゃんが吐いてしまったのです。

今日は、家を全部閉めてノンちゃんも外へ出して出勤のはずでしたが・・
帰宅してみると、ちゃっかりノンちゃんが家で帰りを待っていました。

どうやら、どこか開いているところを見つけて入ってきたようです。
利口な猫です。家の出入り口を全て把握しています。

餌をやったまでは良かったのですが・・・・
しばらくすると、口をぴちゃぴちゃ　やり始めました。

まずい、これは吐く前のポーズだ！
私はあわてて新聞紙をあてがいます。
案の定、そのうち・・・が。ちょっと苦しそうです。

少しさすってやります。いつもより、甘え方がオーバー。
それだけ苦しいんでしょう。ああ、かわいそう。
介抱するのがつらくなる瞬間。

ところが・・・
ここでいつも不思議に思うことがあります。
あれだけ吐いたのに、何もなかったようにすぐ食べ出すのです。
人間では考えられませんね。
本当に体調が良くないわけではなく、単に毛玉を吐き出したからでしょうか？

十分食べると満足したように帰っていきました。
明日はちゃんと来てくれるのでしょうか？
何か不安な気持ちに襲われます。