ハイブリッドな生活(旧ルノーな生活)

猫・乗り物・お花・名所地の写真を中心に異種混合ジャンルからなる”ハイブリッド”なブログです。(Since2005)

極彩色の彫刻1

2024-01-29 17:58:48 | 名所案内、穴場紹介

徳川家康公によって再建された秩父神社社殿。寅の年、寅の日、寅の刻に生まれたことで虎にまつわる話が多いとされる。社殿正面にも4面にわたって虎の彫刻。このほど彩色修理が終わったので撮ってみた。

正面左から二つ目の面。名工左甚五郎作「子宝子育ての虎」と言われ、母親と子供の虎が戯れる彫刻。母親だけが豹柄なのは、当時の狩野派の流儀として虎の群れに一匹の豹を描く決まりだそう。

案内板によると「家康公の家威厳とご祭神を守護する神徒として彫ったものと言い伝えられている」とのこと。

*****

一番左の面。

右の二面

猫好きからすると、動きが猫とよく似ていて躍動感が見事に表現されている印象。

********

では正面のそのほかの彫刻を。向かって右側は口を開いた唐獅子(左)と麒麟。口を開けている”阿像”。

麒麟は角があって、馬のような蹄。

向かって左側は口を閉じ”吽(うん)像”。麒麟。

唐獅子。

縁起のいい場所、蓬莱山の鶴と亀。他の神社の彫刻にもよく出てくる「鶴は千年、亀は万年」ご長寿を象徴するものでもあるようだ。

まだまだ極彩色の彫刻は多数。また別の機会に。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野鳥特集 | トップ | 秩父で出会った猫と犬 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

名所案内、穴場紹介」カテゴリの最新記事