埼玉県所沢の地に不思議な形をした建物が出現。あの隈研吾氏がデザインした「角川武蔵野ミュージアム」。
コンクリートではなく石や木などの天然素材を建築に取り戻したい、という隈氏の思いからデザインされたという。
外殻は1200トンもの花崗岩が使われている。一つの石がおよそ70X50センチ。
凹凸の強い「割肌仕上」。白い模様にもうねりが出て力強い印象を与える。
三角形の面が61面で構成されている。
ところで、この角川武蔵野ミュージアム。図書館と美術館を融合した施設。内部は有料ゾーンと無料ゾーンに分かれる。これが1F。
↓4F有料ゾーンエディットタウン ブックストリート。有料はパスしたので、外側から撮影。
9つの文脈に沿い2万5千冊。
5F この奥の暗い部分に昨年の紅白でYOASOBIが演奏して一躍有名になった「本棚劇場」。
4F5F吹き抜けで高さ8mの巨大書棚。
↓手前の無料ゾーン「武蔵野回廊」。木をふんだんに使った安らぎの空間で、武蔵野の図書をじっくり。ここだけでも一見の価値あり。
広々した明るい空間に自然を融合させる。そういえば前記事の立川の複合商業施設もそんなつくり。最近のトレンドのようだ。
有料でもいろんなプランがあり、さらに別の楽しみ方もできる。埼玉にも続々と新施設が誕生している。
(11月5日 撮影)