発煙事故にもかかわらず、787運行再開でボーイングの業績が上向いているそうだ。そのローンチカスタマー、ANAの機体。外見上の特徴を見てみよう。
ウィンドシールド。ワイパーの位置が独特。それに操縦席の窓が広くて開かない。ワイパーはANAの要望で、日本の気象特性をふまえたものだという。
下の777と見比べてほしい。
こちら787。客室の窓も大きい。
こちら777。大きな違い。
あとは翼端。細く絞られて後ろにカーブ。
主翼の端の空気抵抗を抑えている。
尾翼の後ろ。エアインテークが開いている。
APU(補助動力装置)が作動中。
地上だけでなく上空でも使用が可能
ANAは、ロールスロイス・トレント1000エンジンを採用
燃費改善に大きく貢献しているという
波型のナセル後端
騒音を抑えるしくみ
このほか機体の複合材料が全体の50%も使われているなど、まだまだ新技術満載。紹介したのはほんの一部だ。