組対の新人刑事が大河内監察官に目をつけられる話。
桐生がどことなくちょっと湊に似ている気がして…大河内さんの好きなタイプなのではと思ったし、実際にけっこうお気に入りだったんじゃないかな。剣道場だけのつきあいだったのかどうかも気になるところ。親しくなりすぎたと言うくらい親しくしていたんですよね。そのあたりもっとじっくり見たかった。
それでも監察官としての使命を全うしたあたりはさすが大河内さん。桐生には恨まれる覚悟だったのに、監察官の仕事を正しく理解してくれて賛辞まで贈ってくれて…うれしくもせつなかったんじゃないかな。
ラムネには笑った。内緒だって言われてたはずなのに薫ちゃん思いっきりバラしてるし、桐生が真に受けてラムネをプレゼントしてるし、えらく重そうなラムネだなと思ってたら液体だったし…そっちのラムネかー! 確かにラムネとしか言ってなかったらどっちかわからんよね。バリボリむさぼり食ってるところは見てなかったわけだ。
桐生には同情する。せっかく子供のころからの夢だった刑事になれたのに、まさか自分の父親が反社だったなんて…動揺するだろうし怖くもなるだろう。それでも警察官なら正しい行動をとらなければならなかった。もし父親が反社だとわかった時点ですぐに報告を上げていれば、刑事をつづけられたんだろうか?
犯人は自業自得の部分もあるけどちょっと同情する。脅された時点で警察に相談すればよかったとは言うけど、相談しても解決はしないからなぁ。自分と家族を守ってくれるわけでもないし(せいぜい巡回を増やすくらい)、相手が捕まらないかぎりずっとビクビク怯えてないといけない。捕まってもお礼参りとか考えると怖い。
それにしても、指示役にGPS仕掛けるとか度胸あるね…。
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