右京が被害者遺族とチェスを指しながら心理戦を展開し、15年前の未解決事件の真相を暴いていく話。
山荘でチェスということでテンション上がってたけど、なんだか不思議な話で、どれが現実でどれが想像なのかわからなくなってきて、途中だいぶ混乱してた。まさか山荘すらなかったとは…びっくりした…。
しかしつらい話だったな。自分のせいで家族が殺されたと自分を責めつづけて、自分が許せなくて、想像の世界に逃避して自分が犯人なのだと思い込んで。彼を現実に引き戻して事件の真実に向き合ってもらうために、右京さんが相手をしていたのか。
でもこれ相当ヤバい精神状態だと思う。チェスして、会話して、それでどうにかなるレベルでもないような…とりあえず現実に戻っては来たけど、まだ完全回復はしてないと思うので病院かカウンセリングにかかったほうがいい。
結局、どれが現実でどれが想像だったんだろう。山荘はすべて想像の産物だったみたいだけど、チェスの内容はすべて現実? 右京さんとの会話は? 薫ちゃんの行動は? 現実と想像がシームレスにつながってごちゃまぜになってて難しい。
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