ダイの頭文字「D」は、ゆりかごについていたディーノの頭文字からとったものでした。きちんと「D」を名前の頭文字に使ったこと、それをダイに話したこと…そういうところにブラスの優しさというか情の深さを感じる。ダイという名前にはバランとソアラとブラスの思いがこもっているんですね。
バランが最後の最後で人間らしい感情が芽生えたとか言っていたけど、ソアラと一緒にいたときにすでに人間らしい感情が芽生えていたんじゃないかな。これまでの過去話からすると、ソアラを愛する気持ちも息子を愛おしく思う気持ちもあったように見えた。ソアラが亡くなってからは人間らしい感情を封印していたんだろうけど。