
ジャンプ+にて最終話まで読みました。悪くはないんだけどなんかこうモヤモヤする…一応まとめてる感はあるものの、とっちらかったまま雑に終わったなという印象が拭えない。全体として見たときに焦点がぶれているような。あのラストにするなら、ルビーのアイドル活動についてもっとしっかり描いておいてほしかった。ラストがとってつけたように感じてしまう。それまでは有馬かなに重点を置いていたのに何のフォローもなく、急にアイドルのルビーで締めるとか…だからといってルビーほったらかして有馬かなで締めたら激怒してた(ごめん)。
推しの子に転生したのも舞台装置以上の意味はなかったし、ツクヨミも思わせぶりなわりにはたいして深く関わることなく終わってしまった。他にも謎のまま放置されている部分がいろいろあるよね。このあたりもモヤモヤする一因。
アクアの結末にも納得いかなくて。ルビーを守るためだけど、そのルビーにとんでもない心の傷を負わせるとは思い至らなかったのか。頭良いのに。下手したらルビーも自死していたかもしれないし、心が壊れたまま立ち直れなかったかもしれない。どうにかドームには立ったけど心はまだ病んでいるように見える。いつかポッキリ折れてしまいそうで心配。有馬かながショックを受けることもわかっていたよね。誰も幸せにしてないよ。もっと他に方法があったのではないかと思えてならない。せっかく転生設定があるんだから活かしてほしかった。