嫌われものだとか存在する価値がないとか、慊人は何度も何度も由希に言ってきたのでしょう。毎日毎日繰り返し言わると、自分でもそう思うようになってくるのですよ。私も昔を思い出してしまいました。両親から同じことを言われ続けてきたのです。さらにそのうえ殴られ蹴られでしたなぁ。
そう。ただ話を聞いてほしかっただけなんですよね。何かをしてほしいわけではなくて、ただ受け止めてほしかった。私もそれを望んでいた。でも拒絶されてしまったんですけどね。何度かそういうことがあって、もうあきらめましたけど。由希にはそういう人が現れてくれてよかった。そういう人と出会えたのと出会えなかったのでは、これからの人生がずいぶん違ってくると思います。
透に母親を求めていた…というのは、やっぱりよくわからない。いや、言っていることは理解できるのですけど。母親のような無償の愛情を感じたというのはよくわかる。でもだからといって、そう簡単に「異性として」ではなく「母親として」となってしまうものなのでしょうか。そんな線引きって簡単に出来るものなのでしょうか。翔の言うように理屈をこねているようにしか思えない。そもそも「○○として」というのがイマイチわからないのですよね。「好き」という気持ちにそんないろいろ種類があるものなのか。単に私が知らないだけ?
存在する価値とか、生きてる証とか、求め始めるとつらいです。見つかればいいのですけどね。もがいて苦しんで、最後にはきちんと見つけられるのが理想です。でも私はあきらめてから楽になりました(オイ)。「我思う、ゆえに我あり」くらいのシンプル思考でいこうと。あんまり誉められたことではないけれど、これもひとつの解決策かなと。ひたすら追い求めて潰れるよりは良かったと思っています。
翔は由希にとって大きい存在になってきていますね。翔にだけは感情をむき出しにしますし、誰にも言わなかったことを話したりもしています。翔がそういう雰囲気を持っているからなのでしょうね。人の心を自然と引き出すというか。ふざけているようで、真面目な話は笑わず受け止めてくれますし。いい親友になれそうな気がします。
慊人の父親はずいぶん前に亡くなっていたのですね。そんなに年でもなかった(推測)だろうし、原因はなんだったのでしょう。あと気になるのは慊人が捩じれた理由。やっぱり母親のことなんでしょうかね。あれだけ女を憎んでいるということは、母親と、もしくは母親に、何かあったとしか思えません。
「シンデレラっぽいもの」。面白かったです! どこまでがセリフで、どこがアドリブなんだか(笑)。衣装はさすがです。高校生の文化祭とは思えない。さすが綾女です。
マイペース焼肉好きブラックシンデレラ、最高です。まんま花ちゃんではないですか。本当にどこがセリフでどこがアドリブなのかぜひ知りたいところです。夾と魚ちゃんの掛け合いも笑えた。あれはアドリブだろうなぁ(汗)。継姉(透)の誘いを断って、素で落ち込む夾がかわいかった。あからさますぎ(笑)。
あと夾が師匠に「結婚しないでくれ…っ」と頼むところ。必死なところがかわいい! 師匠が頭をなでなでするものわかる。夾も嬉しそう(笑)。まあ必死になるのもわからないではないです。花ちゃん(同級生)が母親なんてちょっとね。でもかっとばしすぎですよ。まだ全然そんな話なんて出てもいないのに。
真知は由希の内面をきちんと見てくれる人ですね。今のところ、誰よりも由希の内面の奥深いところを見ていると思う。今後、彼女とも何かありそうですね。
夾は透の気持ちに気がついた? でもそれに蓋をしようとしているのでしょうか。蓋というか認めない信じないということかな。自分では透を幸せにできないと思っているのでしょうか。草摩に帰らないといけないことになっているのでしたよね…。だからかな。夾が透を避けるようなことにならなければいいのですが…。
次は今日子さんと勝也との出会いのお話ですね。楽しみー! 勝也って、夾にそっくりだと思ったのは私だけでしょうか…。たんなる偶然? それとも夾の血縁だったり…? いろいろ想像してしまいます。
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