瑞原唯子のひとりごと

霊応ゲーム

霊応ゲーム。思ってたのとちょっと違ったけど面白かった。ミステリというよりオカルトなのかと思いつつ、やっぱりミステリなのかなー。あと恋愛関係ではなく憧憬と執着かな。同級生には「ホモだち」とからかわれていたけど。BLを期待すると肩透かしかもしれないけどわたし的にはとてもおいしかったです。ヤンデレは予想どおりめっちゃヤンデレでした。解説にも「史上最凶のヤンデレ」と書いてあった(笑)。純粋にミステリかと思ってたのでゲームだとか何とかで「あれ? あれっ??」となったけど、人物描写が素晴らしいのでそれを読む物語だと思います。ただいろいろと謎は残ったままなんだよね。いくつかはリチャードが仕向けたものだと思うけど、それではどうやっても説明がつかないものもある。同時多発的に起こったのは偶然なのか何なのか。本当にゲームが作用したのか。ゲームじゃないとすればいったい何が起こったのか。あるいは誰が何をしたのか。そこらへん想像するのもひとつの楽しみ方かな。そうそう、むかしのイギリスって同性愛は犯罪だったんですね。そういう国があるのは知ってるけど、イギリスがそうだとは思ってなかったのでびっくりしました。調べてみたら1533年から1967年までは違法だったとか。なんと日本でも明治5年から明治13年(8年間)は違法だったみたい。へぇええ。

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