あと、アイリッシュは雑味が少ないお酒とのことだけど、今回のストーリー的には雑味が多いように思いました。なんか無駄にややこしくなっている気が…。登場人物が多すぎってのもあるかな。
部分部分ではいろいろと見所や楽しめるシーンはありました。刑事さんたちが好きならちょっと嬉しいかも。
ゲスト声優DAIGOはあんまり上手くなかったです。実は意外と上手かったりするのか? と思っちゃったりしてたんですが、慣れてなくてぎこちなくてちょっと浮いてる感じでした。まあこんなものだよな…。
以下ネタバレありです。
しょっぱなからアレだったんで、絶対に夢オチだろうコレ! と思いながら見てたら案の定でした。ていうか、あのシーンが出てくる予告編を見てからずっと、「夢オチだよ、それしかありえないよ!」と友達に言ってたんですよね。それがもうあまりにビンゴだったんで吹いてしまいました。
演出上、そういう描き方をするのも悪くないと思うんだけど、まるでそれがメインであるかのように予告編を作るのは卑怯じゃないかな。せめて夢の部分は避けてくれよと思う。みんなそれを期待して行っちゃうからさ、がっかりしてしまうんですよ。騙されたとか思っている人もいるかもしれない。
コナンの正体を調べられているところは、本当はもっとドキドキすべきなんだろうけど、自分的には「どうせこの人が組織には言わずにひとりで抱えてて、そのまま始末されちゃうんだよね」とハナから思ってたので、何か冷めた目で見てしまってました。これがテレビシリーズの本編だったら、ここから話が大きく動くのかも! とすごくワクワクしながら見ていたと思うんだけど。
たくさん刑事さんを見られたのは嬉しかったです。各県警から出張サービス(笑)。ちょくちょく出てくるへっぽことか横溝兄弟とかはもちろん、本編で一度出たきりの刑事さんとか、劇場版オンリーの刑事さんも出てきてました。そうそう、驚いたのはへっぽこが大出世を遂げていたこと。初登場時、殺人事件が初めての新米刑事だった山村刑事が「警部」ですよ? 警部!! ありえん…。群馬県警、大丈夫なのか? コナンじゃなくても心配になります。
佐藤刑事の推理が鋭くてビックリ。全部、当たってますけど…。
殺人事件現場は、小五郎が何からくがきしているとき(笑)から、北斗七星みたいだな思って見てました。それ以前に麻雀牌も北斗七星みたいに見えてたんですが、あれは北斗七星とは関係なかったんだっけ?
ベルモットとコナンの直接対決(って会話だけだけど)はちょっとドキドキしました。ベルモット、喋りすぎ(笑)。しかし、ここで言っていたNOCリストのことはよく理解できませんでした。言われたことを考えているウチに次々と話が流れていって、ほとんど理解できないまま…。私の頭が悪いせいかもしれないけれど、もうちょっとわかりやすくなんとかならなかったのかな。
平次は中途半端な登場でしたね。便利に使われて終わりか…。最後の方の二人の会話は、二人の絆とかそういうものなんですかね。
今回、阿笠博士の推理がものすごく役に立ちました。子供たちにはバカにされているというか呆れられている感じだったけど、まさかのビンゴですよ。たまたま二人は同じ世代だったからってのもあるのかな。松本管理官ももうちょっとわかりやすいメッセージを送ればいいのに(笑)。それだけテープとカブトムシがあったのなら、素直に「HELP」の文字を貼れば良かったんじゃ…。難しかったのかなぁ。
米花の森の駐車場に止まっていたバイクがずっと気になっていました。ベルモットかな…? と思ったら案の定ベルモット! だったんですが、灰原とは対面しなくて残念…。灰原ひとりでお留守番だったので、ものすごく期待しちゃったんですけどね。
東都タワーでのコナンの推理披露。なんかあまり説得力を感じませんでした。お兄さんが几帳面なのはわかるけど、水谷さんが几帳面じゃないとはあれだけで判断していいのかとか、北斗七星の星の場所を殺害現場にするのは好きな星を汚すことになるからやらないだろうとか、他にもいろいろと。お兄さんが犯人として出てきたのも唐突な印象が。水谷さんもなんかふらふらしているような…。まあ、あれはそういう人なんだろうけど。
命日に無記名の花を届けるくらい感謝の気持ちを持ち合わせているのなら、本当のことを家族には話してあげればよかったんじゃないかな。自分が悪いことをしているわけじゃないと思うのならなおのこと。そこまでの勇気はなかったってことなんですかね。わからないでもないけれど。7人もいたんだから、ひとりくらいそういう人がいてほしかったなと思ってしまう。もしかすると、みんなでこのことは黙っていようと口裏を合わせたのかなぁ…。
松本管理官がアイリッシュだったというのは面白かったです。私は女性の警部を疑ってました(笑)。最初の方で蘭が松本管理官に声を掛けたことにすごく違和感があって、また松本管理官の方の返答にも同様に違和感を覚えたんですけど、それはここの伏線だったのかな。でも、後で考えるとあれとかそれとか確かにそうだった…! というのがもっと欲しかった気はします。私が気付いてないだけだったらすみません…。
黒の組織って連携とれてないよね…。個人プレー多すぎ。みんな功名心とか強すぎ。もっとちゃんとした組織なら、もっと早くコナンの正体やシェリーの居所を掴めてると思うのに。
蘭が凄すぎた! 真正面(わりと近く)から発射された銃弾を避けるんだぜ。あれを見た瞬間、青銅聖闘士くらいにならなれるかもと思ってしまったよ(爆)。ライフルなら無理でも拳銃なら1/3のスピードだから…ってそういうレベルじゃないから!! 1/3でも無理なものは無理です!! そもそもライフルのスピードだって見たことないだろう!! もはやただの空手の達人ではありません…。少なくとも高校生レベルではないな。
黒の組織はヘリコプターからマシンガンで東都タワーを撃ちたい放題。うーん、そんな派手なことをしちゃっていいんでしょうか。目立ちすぎじゃないですかね。全然闇に紛れる気がなさそうです。黒の組織としての行動には疑問がありますが、コナンを追い詰めるさまはかなり緊迫感がありました。でも、あれ、コナンの姿ってジンに丸見えですよね…? ジンはコナンを見たことあるはずだし、毛利小五郎の関係者だということもわかっているはずだろうし、このまま普通に始末するだけでいいんでしょうか? それとも気付いてないんでしょうか? 何か、ジンってすごく慎重なわりには、肝心なところで抜けてる印象があります。工藤新一を始末するときも、死亡確認をしてなかったしねぇ。
サスペンダー、どれだけ延びるんだよ!(笑)
第14弾も製作決定のようです。荒天時の海上を飛空挺? 飛行船? がふらふら飛んでいる感じの映像でした。
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