芸能人が声をあてる

アニメ・名探偵ポワロとマープル（再放送）。終わっちゃいましたよ…。こんなとってつけたような終わり方でしたっけ。忘れていました。第1話～第3話は見ていないので、ぜひ見たい。また再放送してくれないかなぁ。メイベルがポワロのところで助手をするようになったいきさつが描かれているようなので、気になっているのです。

NHKアニメのちょっと気にくわないところ。声をあてている人が声優以外（芸能人）だと特別扱いしていますよね。キャラが登場するとき、声優さんの場合はキャラ名だけのテロップですが、芸能人の場合はキャラ名の下にカッコ書きで（声：○○○○）みたいに書いてあるのです。俳優や女優や歌手が声をあてるのが悪いとは思わないけれど、その場合でもあくまで一声優として演じてほしいわけですよ。わざわざ本編中に目立つように書く意図はなに？ 「こんな有名芸能人を使っているのだ、すごいだろう」とでもいいたいのだろうか。

そういえば、芸能人がアニメの声をあてることが、最近ますます増えてますね。「このキャラにはこの人の声！」と惚れ込んでならいいのですが、話題作りの側面が大きいような気がしてなんだかなぁと思ったり。あと、それを「豪華声優陣」なんて表現する風潮もどうかと思う。豪華というのはギャラのこと、というなら納得ですが。いや、ギャラが高いのかもわかりませんけど。

そして、未熟なアイドルほど「自分らしさを出していきたい」なんてコメントをしたりするので、頭に来たりして。自分らしさを出す前に、もっと他にやるべきことがあるだろうと。

ついでにいえば、コナンも10周年サポーターとかいって上戸彩がクイズやってたりしますが、芸能人を出せばメジャー感が出るだろうとか思っているのだったら勘違いではないでしょうかね。コナンファンが上戸彩を求めているとは思えないのですが。少なくとも私は求めていない。クイズを出すのなら新一や怪盗キッド（個人的趣味）とかに出してもらった方が嬉しいわけですよ。上戸彩が嫌いなわけではないです、念のため。コナンの世界に浸りたいのに、いきなり3次元人間が絡んでくるのが嫌なのです。コナンに非常にかかわりの深い人ならまだわかりますけどね。