地上波にて視聴。『ドラゴンボール』シリーズの劇場版第21作目。2022年6月公開。ピッコロたちが新生レッドリボン軍と戦う話。
とても面白かったです。これまでに見たドラゴンボールシリーズ劇場版の中でいちばん好きかも。カプセルコーポレーション一味が悪の組織にされてるのに笑った。ブルマが悪の親玉扱いされてたりむちゃくちゃなのに、宇宙人がいるとかちょいちょい当たってるのが腹立つ笑。
悟空とベジータは出てこないわけではないけど本筋には関係せず、ピッコロがメイン。戦いだけでなく最初からいろいろと大活躍でニヨニヨしてました。敵側のDr.ヘドも善人ではないけど根っからの悪人でもないという興味深いキャラクターだったし、彼が作った正義の心を持つガンマ1号2号もとてもよかった。セルマックス登場で「またセルか…」とちょっと心配になったけど、特に喋るでもなく吸収するでもなく、あんまりセル感はなかったのでウザくは感じなかったです。
いろんなピッコロさんが見られてほんと面白かったけど、孫一家はピッコロさんのことをシッターかナニーだと思ってるんですかね笑。悟飯だけでなくビーデルまで気軽にパンのお迎えを頼んじゃうし。何気にピッコロが一番の常識人かも。レッドリボン軍に潜入しているところも面白かったし、ブルマとの会話も面白かったし、パンの狂言誘拐のあたりはかわいくて微笑ましかった。しかしピッコロにまだ潜在能力が眠っていたとは思わんかった…。
最後が悟飯の魔貫光殺砲というのがアツい! かめはめ波でもとピッコロさんには言われてたのに、あえての魔貫光殺砲。何だかんだピッコロさんリスペクトしてるのがわかって良き。こっそり練習してたのもかわいい。