イベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日たって発見された事件。
商業写真を撮るなら、いつまでもシャッターが指に押されるのを待つわけにもいかない。予算もスケジュールもある中でクライアントの望むものを撮らなければならない。それは自分の名前で出す写真集でも同じこと。プロになって長く活躍するのは才能だけでは無理なんだろうな。あゆみも才能はあったけど、一気に有名になり要求されることが増えて心が疲弊してしまったんじゃないかな。
あゆみが美写紋賞の受賞を聞かれたときの「いえ、まさか」という反応は、とても嘘やごまかしには見えなかった。自分が美写紋賞をとるに値するとはまったく考えてなさそうな。なので受賞させようとしたのは彼女自身じゃなく師匠なのかなとは思ってた。協力関係をやめて一から自分ひとりでやり直すために、師匠が再び表現の場を得られるようにしようと考えるのはわかるけど、まさか師匠の罪までかぶろうとするなんてなぁ。
ずっと同じ場所の風景だけだった幹太のSNSに、杏子ちゃんの笑顔の写真がアップされたことにグッとくる。いつもそばにいた杏子にやっと目を向けることができたんだな。そのことで杏子ちゃんからこの笑顔を引き出したんだな。
幹太の内気で繊細な思春期の少年という感じがとてもいいなぁ…と思いながら見てたらまさかの寺田心くんだった。マジか。6歳くらいのころのイメージしかないのでわからなかった。いつのまにこんなに大きくなって…。
「そこに事件があるから…でしょうか」「そこに山があるからみたいな言い方すんじゃねぇよこのバカ」「事件のことヤマって言うもんね」薫ちゃんうまいこと言うなぁ(笑)。今日も伊丹と仲良しで何よりです。
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