瑞原唯子のひとりごと

ドメスティックな彼女


ドメスティックな彼女。最終話まで読みました。マンガボックスとマガポケで読んでるだけで、そう熱心な読者ではないのですが、ヒナが事故に遭ってからの展開がどうにも納得いかなかった。ルイの譲ってあげた感がすごくて。ルイにできるのはナツオと結婚しないという選択だけで、ヒナを説得するのは違うんじゃないかな。それはナツオとヒナの問題であって首を突っ込むべきじゃない。なのにヒナには敵わないと思ったから結婚しなかった、私が身を引いたんだからヒナはナツオと結婚すべき、みたいな押しつけというか何というか。それにナツオと結婚したのはヒナだけど、実質ルイのほうが家族のような感じに見えてモヤッとする。ルイにはナツオとの子供がいるし、戸籍にとらわれなくても家族の絆があるという自信があるのかなぁ。だから戸籍くらいはヒナに譲ってあげたってことなんじゃ…とか意地悪な見方をしてしまう。ヒナは何となく肩身が狭そうな。子供でもできればまた違ってくるんだろうけど。ナツオの気持ちがイマイチ見えてこないのもモヤッとする。ルイへの気持ちはそんないいかげんなものだったのか? もしかして本当はずっとヒナが好きだったのか? それとも事故に対する責任と献身的な思いに同情して? あるいはヒナの一途な思いを知って心変わりした? 子供がいなければまだしも、もう子供ができてたんだから子供を第一に考えてほしかった。

うーん、恋愛物はあまり長期連載するものではないよな。連載を続けるがために次々と波乱を起こしていくと、どうしても登場人物が優柔不断になったり、不誠実になったり、学習能力皆無だったり、そういうよくない感じになりがちというか。


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