特捜9 season4 第6話「呪われた絵」。画商がヒ素で殺された事件。
最終的にコーヒーにヒ素を盛って殺すのなら、パリグリーンのカーテンを贈る必要はなかったのでは…本当はパリグリーンのカーテンだけで殺すつもりだったけど、いつまでたっても死なないから盛りに行ったってことなんですかね?
でも才能がある自負しているなら、他の画商に売り込んで認めてくれるひとのところへ行けばいいだけでは? 伊藤は無名の画家に描かせた絵を適正価格で売るという方針なんだから。神崎えりなをひいきしているのは腹立たしかったかもしれないけどさ。伊藤に弱みを握られて強要されているとかならともかく、そういうわけでもなかったんだよね? 結局、伊藤以外の誰も価値を認めてくれなかったとかだったりして。
まあ絵の価値は絵の良し悪しだけで決まるものではないからな。誰が描いたか、どういうストーリーがあるか、どういう歴史をたどったか、そういう付随するもので価値が大きく変動する。絵の良し悪しについても好みの部分が大きいわけで。結局は需要と供給。わかったようなことを言っているひとこそ胡散臭かったりする。最後の2億円と20万円が逆だったというのは痛快でした。
えりなは何気に青柳さんのことを気に入ってますね。これから楽しく絵を描けるようになれればいいな。才能を当てにして絵を描かされるのは好きじゃないけど、絵を描くこと自体は好きそうだもんね。ちょっとした紙やらコースターやらにも描いてるくらいだもの。母親とはきっぱりと決別したほうがいいと思う。幼いころさんざん虐待しておきながら謝りもせず、才能があるとわかったら目の色を変えて連れて行こうとするとか、多分この先も人間性は変わらないんじゃないかな。